昨日は恒例になったヴィンテージ家具見学ツアーin加古川でした。雨が降ったり止んだりあいにくの天気でしたが、建築関係の方に一般の方も含めてご参加いただきました。

ほぼ外、という環境の広い倉庫をいろいろ見て周りつつ、座ったり眺めたりしつつ家具談義に花を咲かせました。ワイワイしながら結局4時間近く楽しんできました。皆さんお気に入りを見つけられたみたいで何より。クロロスの阿部さんと山地さん、ご協力ありがとうございました〜

ここで今回みた家具をちょっとご紹介しときます。

箱物のデザインで有名なアルネ・ヴォッダーのライティングビューロー。こないだ垂水のクライアントさんも同じもの購入されてました。この引手の形状が彼のデザインの特徴です。上部天板を引き出して上に開くと鏡と化粧品入れが展開するギミック。素材はチークの突板。

イルマリ・タピオヴァーラのマドモアゼルチェア。白ペイントバージョン。このバージョンはたしか現行品でもまだあるはず、黒とかグレーもあったかな。ちなみにこれの着色されてないバージョンは私持ってます。ポートアイランドの家の竣工写真で写ってるやつ。

ハンス・J・ウェグナー GE290。言わずとしれたウェグナーのイージーチェアの代名詞的存在。今回割とたくさんありました。ちなみにこれはハイバックタイプ。ハイバックにもヘッドレスト形状によって2種類あることを今回初めてしりました・・・こちらの2シータータイプはポートアイランドの家の写真のリビングに写っているやつです。

ハンス・J・ウェグナー GE260。これ、写真でみたことあったんですけど実物は初めてみた。割とレアな子です。奥のブルーの張り地のほうはハイバックタイプ。

ハンス・J・ウェグナー GE240。あまり有名じゃないけど、ゴツめの290よりも240のほうが繊細で美しいなぁと思ってしまいます。この子はまだメンテ前で買い付けてきたそのままの状態。

ハンス・J・ウェグナー AP71。この子はほかのGEシリーズのゲタマ社製ではなく、ベアチェアなどの張りぐるみの椅子を手がけるAP stolenという会社が作ったものになりまして、アンティークしか存在しないレアな子。三段階のリクライニング、3段階のヘッドレスト高さ調整のほか、たためてしまう、というのが特徴です。これに折りたたみの肘掛けが付いているタイプを写真でだけみたことあります。

こちらは珍しいウェグナーデザインのトロリーワゴン。チーク製。天板は持ち上げるとそのままトレイになります。無垢だしかわいいデザインなんですけどね、ワゴンって日本だと使いみちに悩むよね。 アアルトもトロリーありますが、あれが似合う家ってのが想像つかないです。もちろんお値段もかわいくない・・・

こちらも結構マニアックなウェグナーのソーイングキャビネット。下にかごが引き出せるようになってるこういったキャビネットはデンマークヴィンテージではよくみかけますが、彼デザインのやつは初めて見た。天板は両端バタフライ構造になっていてほぼ倍の長さになります。調べたらPPモブラー製のPP33というらしい。

北欧のテーブルはほぼといっていいほどエクステンション。来客をよく迎えるってことなんでしょうね。丸テーブルを半円に引き伸ばして間に板(リーフ)を足すという仕組みもよくみかけますが、これはウェグナーデザイン。リーフは1枚。ちなみにアアルト自邸もエクステンションテーブルでした。デザインはアイノ・アアルトです。エクステンションテーブルは死ぬまでに一つぜひデザインしてみたいと思っています。まず自宅でほしいしね・・・

これはこないだも見かけたんですが、ボーエ・モーエンセンのリクライニングチェアになります。オットマン付き。2段階リクライニングと、背もたれは前に倒して小さくできます。こないだ見たやつは背もたれのスポークは木製だったんですが、これは籐張りでレアなタイプ。

2018年10月23日