ガレージスペースのある家(神戸の中古マンションリフォーム)

 

神戸N邸『ガレージスペースとホームシアターのある無垢床の家』の完成写真、かなり前に撮らせて頂いてたんですが、バタバタしてご紹介するのが遅くなってしまいました。撮影がちょうど台風に重なってしまい、写真では分かりませんが、外は豪雨・・・

全体的にちょっと暗めの写真になっちゃってますが、たまにはこういうのも雰囲気があっていいかも知れません。ということで写真を見ながらこの家のおさらいをしてみます。

 

まずは玄関入ったところからいってみます。玄関はモルタルコテ仕上げの上、保護塗料仕上げです。まだらで艶のある感じが非常に色っぽい仕上げに。

左手はそのまま自転車を置いたり、メンテナンスをするガレージスペースにつながっていて、壁に仕込まれた引き込み戸で開閉可能です。

右手は床から天井までの玄関収納。ベンチが欲しい、とのご要望を、作りつけではなく、家具としてスノコベンチを置くことで実現しています。

 

そしてこちらがガレージスペース。壁は『どこにでもビスを留めたい』というご要望に針葉樹合板9ミリをそのまま仕上げにしています。床はモルタル保護塗料、天井は・・・既存スラブあらわし仕上げ。店舗っぽくて、男の部屋って感じが出てます・・・たまにはこういうのも悪くない。私もこういうスペースが欲しい。ガンプラを作る部屋として・・・(笑)

 

この物件の特徴のひとつが水周りの大移動です。特に浴室は、もともと住戸中央に小さく設けられていたものを、玄関横の狭い洋室があったところまで持ってきています。ユニットバスを大きくしたい、という要望に沿ったものでもあるのですが、窓を浴室に取り込むことができるというメリットもあります。

コンクリート柱の出っ張りのため、窓と窓の間はかなり空いたのですが、窓高さでくりぬき、杉材で仕上げたトンネルのようにして、浴室からも木の風合いが楽しめる空間として、また廊下側窓との干渉空間としても意味を持たせることができています。

 

玄関から廊下経由でリビングに行くルートのほか、洗面からキッチンへのルートも確保しています。といってもただの通路はほとんどなく、ユーティリティスペースとして設け、パントリー(食品庫)として、洗濯機スペースと冷蔵庫置き場も兼ねています。

これは大阪堺Y邸でもやった手法ですけど、今回は浴室からリビングまで、東と西の窓が一直線で繋がる経路ができることで、玄関ドアを開けずとも風通しができるよう考えています。

 

リビング。このあたり撮ってるときが一番雨風ひどくて、写真が暗い・・・住戸の西半分は正方形のLDK空間。キッチンは壁付けとして壁面収納との一体感を出してみました。そういえば対面ではないキッチンってほんとに久しぶりでしたがなかなかいい感じに。窓際の壁面収納下部はホームシアターの機器類が納まるようになっています。

ちなみに間接照明はLEDを使いローコストシームレスに挑戦しています。色合いもいいなぁ。ただ私は好きなんですが、一般的にはやはり少し暗めかもなぁ・・・蛍光灯って明るさだけでなくよく拡散するんだなぁ、というのを再認識しました。

 

リビングの一角は大きな壁面収納と畳スペース。畳は伊丹O邸でも採用したシナ共芯合板で作った大工造作。引き出しも付いていて、もちろん動かせます。南面(でも隣棟で日が当たらない)に付いていた出窓を畳の高さと絡め、天板を伸ばし下部は棚に。寝るスペースでもあるので、枕もとの小物置きとしても使えるように。

 

 

風通しの経路として、先ほどの洗面ルートと廊下ルート、もう一つが大型壁面収納の右下ルートを設けています。ここは奥行きの深い収納をしてもらうスペースでもあり、WCLと繋がり、その先は引戸を介して工作室まで、こちらも東西の窓が直接つながります。

右側上部は布団収納。左半分は上下2段のハンガースペース。収納はたっぷり。

 

写真が暗い・・・けど、好きな雰囲気です・・・(笑)外壁の断熱改修、内窓設置、珪藻土塗りに造作家具、と私たちのいつもの仕様を持ちながら、風通しや動線などもじっくり考慮したいい家になりました。工事中に何度も現場に足を運んで頂き、私の無理なお願いに見学会には2台の自転車をわざわざ持ってきてくれた(笑)Nさんには感謝です・・・

実は残工事がありまして・・・今月半ばにはもう一度お伺いする予定になっています。お手数お掛けしますが・・・早くホームシアターの完成形も見たいなぁ・・・

今回、初めてRAWで撮ってみました・・・いつもと違いがあるのかないのか、よく分かりません。あと、NEFファイルになるのでデータの処理が結構面倒だなぁ。なんちゃってカメラ好きの私にはまだ早いかも・・・

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サンルームと引き込み障子のある家(西宮名塩の中古マンションリノベーション)

 

先週末お引渡しをさせて頂いた西宮名塩I邸の完成写真を撮ってきました。実は私、先週末はとある病気で休んだり早退したりという状況でして、お引渡しも立ち会えなかったのです・・・Iさんに申し訳なくて・・・

病状はとりあえず大したことないのですが、いや、でも痛かった。病名は・・・恥ずかしいので知りたい方は直接聞いてください。そっと教えます(笑)

というわけでお引渡しに立ち会えなかった分、半日掛けてじっくりお別れを惜しんできました。

 

リビングからサンルーム方向をみます。右手引戸は廊下への入り口。左手の障子は両袖の杉板張りの戸袋に引き込まれるようになっています。この戸袋は壁式構造で打ち込み配線であるこの物件の配線スペースでもあったり・・・

障子の奥がメゾネットの階段上スペースを使ったサンルーム。中央の杉柱を挟んで左手障子奥がサンルーム、右手は階段上部に開放しています。窓の立ち上がり分をリビングまで持ち込んでテレビ台兼ベンチ兼踏み台に。これは同じマンションであるK邸でも使った手法。

もともと窓が多く明るい住戸なんですが、せっかく大きな窓のある階段とリビングの関係性があまりに希薄。この両者をいかに融合させるかが今回の大きなコンセプトのひとつ。この障子のおかげでリビングは本当に明るくなりました。

 

障子を開けるとこんな感じに。左手がサンルーム。右側はそのままでは階段に落ちますので(危)、障子に木栓を使った簡易の鍵を設けています。大人だけのときはぜひ解放してほしいなと。

ルーフバルコニー越しに山並みがみえます。眺望や明るさももちろんですが、たった1畳ほどのスペースができるだけでリビングに奥行きができてとても広く感じます。このベンチはきっとお子さんの遊び場になるでしょう。傷だらけになるかも知れないけど・・・お子さんが大きくなったら削って傷を消してもらうということで・・・

 

サンルームからの眺めもなんか面白いんです。不思議な空間。ちなみにバルコニーに庇のないこのマンション。冬もかなり冷え込むため皆さん洗濯物干しには苦労されているとのこと・・・このスペースは室内洗濯物干し場としても使えるように、天井に竿を掛けるための取り外しできる金具を吊ってあります。

もちろん、この季節は日が差し込むとかなり暑いです・・・もう少し庇を作ってくれれば、と愚痴りたくなるくらい、庇のないマンションなんですよね・・・意匠的なことなんでしょうけど・・・

 

リビングからダイニング方向をみたところ。もともと和室だった部分を南北に縦に分けてダイニングとフリースペースに。壁式構造なので写真に見える開口がまさにフスマが入ってたところ。このあたりのプランは相当悩みました・・・

部屋を分けるにあたって間仕切りは途中で止めて天井を繋げ、上部には間接照明も仕込んであって、壁と言うよりは家具という感じに。結果的に適度に小さなスペースが連なって落ち着くいいヴォリュームになっています。

 

フリースペースからリビング。間仕切りは食器収納やダイニング周りの収納を兼ねているので50センチほどの奥行き。側板は杉の巾はぎ材で作ってあるのでさながら杉のトンネルのような感じ。このアングルもなかなか面白い・・・見る角度によって色んな奥行きを感じられる家だなぁ、と写真を撮りつつ感じてみたり・・・

と、写真撮影後にはIさんに頼まれていたテーブル天板やすり掛け。120→400→1000番の順で磨いて古いワックスを取りつつ仕上げたのち、オスモカラー塗り。綺麗になりました。しかしよく汗をかいた・・・

さて、この写真も早いとこまとめてIさんにお渡ししないと・・・そして早いとこ設計事例更新しないと溜まっていく一方(汗)

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畳スペースとベンチのある空間(伊丹の中古マンションリノベーション)

伊丹Oさん邸の完成写真撮影してきました。2時から現場入って、大工のよっさんの直し作業と並行させつつやっていたら、気づけば廻りはもう暗く・・・5時間も居てしまった。これでしばらく家ともお別れと思うと名残り惜しく、いつも長居してしまう・・・

本当は完成見学会の朝に入ってるはずだったイスも届いていて、いい雰囲気になってました。

 

この物件のキモでもある小上がりの畳スペースとベンチのあるダイニングキッチン周り。

キッチン、ダイニング、タタミスペースとも、天井高さを2200ミリまで抑えて、杉羽目板仕上げとしています。腰掛ける場所があるところで天井を下げると、無意識のうちに座りたくなるんです、これが。見学会でもみんな自然に腰掛けてたのが印象的でした。

座ったときの目線でいうと、天井が低いほうが包まれ感があって落ち着きます。LDK全体が広い場合はなおさらです。マンションでは特にこのヒューマンスケールが大事だな、と考えています。

友人とか呼んで飲み会、の機会が多いOさんに、みんな思わず長居したくなるように、という思いを込めたスペース。ただし帰らなさすぎて困る可能性はあります(笑)

ちなみに座卓とテーブルは高さを揃えてありますので、繋げて大テーブルとして使うこともできます。うまく座れば12、3人くらいはいけるかな。たくさん呼んでください、Oさん(笑)

 

お酒が大好きなOさんのために考えた『おさけ収納』。一升瓶が14本並びます。板に穴を開けてあり、そこに下から一升瓶の口を差して並べられるようにして、地震などの際にも倒れないように考えました。

見学会の際、『せっかくなのでお酒並べよう』とOさんが知り合いの酒屋さんで借りてきてくれたのですが、参加される方に酒豪と思われたくないと、7本だけしか並べなかった、というエピソードがありまして(笑)。

『写真撮影のときには14本並べときますね』と言ってくれたとおり、満員御礼です。ありがたいです。

並んでいるのは地元伊丹の蔵元のお酒だそうですが、こう見るとまるで酒屋のようでもあります・・・

 

今回、個人的にもっとも好きな眺めはここでしょうか。タタミスペースからキッチン方向です。畳とベンチがL字に繋がり、ダイニング空間を取り囲んでいます。西側の出窓コーナーから午後の光が入ってきてほっこりなごみます・・・

 

 

リビングの一角に設けた仏間。リフォーム前は和室に仏壇を西向きに置かれていました。

仏壇は通常、東か南向きがよいとされています。少し気になったので一番いい場所に南向きにスペース確保してご提案。Oさんもやはり仏壇の向きがストレスだったようで、とても喜んで頂いたポイントです。右手引戸の奥はウォークインクローゼットに繋がります。

右の写真はウォークイン側から仏間の裏側を見たところ。右手は廊下につながっていて、仏間を中心に廻れる動線ができています。

 

畳スペースは来客時には座敷として、日常は座卓をしまって寝室となります。3箇所の引き出しは金具を使わず床の上を滑らせて使えるようにして可変性をもたせています。

畳6枚分はコの字ユニットになっていて移動可能。ベンチ前に並べて座る場所を拡張したり、法事などの際には仏間前に並べて畳ベンチとしても使えるように。シナ共芯合板と杉根太の補強で大工さんに作ってもらったのですが、シンプルな構造の上に軽くて丈夫、これは結構使える手だな、と思います。

座卓は久しぶりに作った丸岡材木さん&マスタープランコラボのしまえる座卓です。天板を分割して収納できますので、日常使いではなく来客時だけ、というときにお勧めです。

 

今回Oさんにお勧めしたイス。小泉誠さんデザインのUチェアです。ひじ掛け、脚、背もたれが一つのラインで構成されていて、個人的に一番好きなダイニングチェア。某Yチェアよりも好きで皆さんにお勧めしています。座ったときに肘がしっくり納まる感じが気持ちいいのです。

斜め後から見たときの、おしり(?)のライン、丸いけれど尖ってる、そんなツンデレ感がたまりません・・・ちょっと変態っぽくてすいません・・・

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完成写真撮影(茨木市のマンションリフォーム)

 

先週見学会だった茨木I邸も明日で引渡し。今日は半日掛けて完成写真撮ってきました。ほぼ1LDKという構成のためか、とても写真が撮りやすい(構図が決めやすい)なぁ、という印象。

床はいつもの丸岡材木さんの30ミリ吉野杉フローリング(マンションリノベーション用)、壁もいつもの日本ケイソウドさんのエコクイーン、天井は珪藻土クロス。家具は同じく丸岡さんの吉野杉幅はぎ24ミリ。カウンター天板は前田木材さんから入れてもらう信州山桜。照明もいつもの間接照明用蛍光灯とポールセンのトルボーペンダント。

この物件、自分なりにシングルのシンプルな家の一つのモデルケースとして考えられないかなぁという思いがあり、いつもの標準素材、標準寸法に則って、無駄なものは極限まで削ぎ落とすことに注力してみています。

標準的なマンションの形状で1LDK、廻れる動線を持つ家、となるとある程度大きなプランは似通ってくる・・・であれば、詰めるところは詰めて、あとは造作家具で用途を持たせられたら、ある程度概算もすぐできるよなぁ、コストも下げられるんでは・・・という思いもあります。

まぁ、物件ごとに異なる配管や配線、高さなどがネックなんですが、そのあたりも数を追うごとに経験値が貯まりつつあるかなぁ、と・・・よく抜けてますけど・・・

 

こちらも最近、標準洗面と呼んでもいい感じになってきている山桜と角型ボウル、全面ミラーと25ミリ角モザイクタイルの洗面。もちろん床はいつものサーモフロア、壁は珪藻土塗り、天井もいつもの吉野杉羽目板12ミリ。まさに標準仕様。この洗面の人気はめちゃ高いです、特に女性の・・・

逆にいうと、この雰囲気が嫌いな方はうちには依頼されない、ってことですね(笑)

 

キッチンもいつものシナ共芯合板18ミリと1ミリ厚ヘアラインステンレス天板の大工造作キッチン。レンジフードはこの形状の場合、国産最大手の富士工業さんの掃除がラクなもので決めています。幕板の自由が利くので天井が低い場合はシナで囲ったりという処理もできます。

施主さんごとに食洗器が付いたり、ガスオーブンが付いたり、コンロ前の壁がない場合はハット型のレンジフードにしたり、と形状は変わりますが基本仕様は同じです。配管などは奥に露出しているので水漏れの早期発見やメンテナンス性もよし。まだワックス塗り途中なので一部色が違うなぁ・・・明日塗ります・・・

 

毎回新しいもの使うのも一つとは思いますが、個人的には使う材料は標準化することでどんどん絞り込みたい。使ったことない新しいものを使うことは常にリスクもはらむことになるから。
標準化することで品質、施工レベルと図面精度の向上にも繋がるし、素材でごまかさない設計もできるようになるんでは・・・なんて偉そうに言ってみます・・・(笑)

撮った写真はまとめてIさんにお渡しする予定。あぁ完成写真が溜まってきた・・・早くHPに載せないとそろそろ尼崎のTさんに怒られそうだ・・・頑張ります・・・

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完成写真撮影と音楽会

今日は神戸K邸と尼崎T邸、2件の完成写真撮ってきました。昨日同時にお引き渡しだったわけですが、同じ日に重なったのは初めてで、池ちゃんには自転車で現場に向かってもらうという機動力のなさ・・・やはりたくさんの仕事をこなすのは無理な事務所のようです、私たち。

神戸K邸、TOYOキッチンさんのペニンシュラキッチン。実は『ペニンシュラってなんですか?』と何人かのOBさんから質問頂いてまして、私も詳しくはないんですけど、半島って意味だそうです。アイランド(島)キッチンに対して、壁にくっついてるから半島ってことなんだと思います。おそらく。

Kさんは私の確認ミスのせいで、引渡し後に壁タイルのやりかえをさせて頂かないといけない状況になってしまいました・・・まったく申し開きのできない私のミスです。本当にA型なんだろうか、私・・・また自信をなくしました・・・

 

実は今日は長女の小学校の音楽会がある日でして、10時には家に戻る必要がありました。朝7時に家を出て神戸に向かい、8時前から撮影、9時半頃に終了。神戸の空は高く気持ちよかった。海がキラキラ輝いてました。

ちなみにKさんちはキッチンからも神戸の海が見えるんです。うらやましいですね・・・

 

で、急いで家まで帰って奥さんと合流、音楽会へ。かなり一生懸命歌ってて偉いなぁ、と感心しました。私、音楽会とか嫌いで仕方なかった記憶あるんですよね。合唱は前の人になるべく隠れて、楽器もなるべく人数の多いパートに入って、間違ってもわかりにく~いポジション、みたいな・・・

ことあるごと言ってますが、ほんと私に似なくてよかった・・・顔は似てますが(笑)

 

 

そして午後から、尼崎T邸にて撮影。自分で考えたプランなのでアレなんですが、斜めの家って施工だけでなく写真も難しいことを痛感しました・・・どこに水平垂直合わせるか悩む悩む・・・

昨日の引渡しの際に、『工事終わると誰もいなくなるから寂しいわ・・・』と奥さんがポツリ。工事中はほぼ毎日現場に来られていた奥さん。いつきても誰かしら職人さんがいたわけですからね・・・

特に今回は住戸形状の複雑さゆえの採寸のずれ、水周り大移動にややこしい納まりてんこ盛り、工期延長もお願いした経緯もあるので寂しさは余計に大きいのかも知れません・・・無理やり用事作って毎月メンテナンスお願いするわ、と(笑)

ちなみに今回の完成写真で年賀状を作られるそうです。そうやって有効活用して頂けるとうれしいです・・・後ほどメールでピックアップして送りますので少々お待ちを。

 

で、4時ごろに撮影終了。工務店さんに少し顔出したのち急いで事務所に帰り、先日物件見学にお付き合いした玉造のIさんと打ち合わせ。

・・・しかしIさん、駅からの道を大きく間違われたみたいで30分迷われての到着・・・

うちの事務所、ほんと分かりにくいみたいで迷われる方は多いのですが、30分は最高記録です、とお伝えしておきました(笑)近いうちに採寸に伺うお話になっています。

というわけで長い一日無事終了。疲れた・・・今日は確実に早く寝てしまいそうな予感・・・

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完成写真撮影(宝塚I邸 木のリノベーション)

 

宝塚Iさん邸の完成写真撮影に行ってきました。今日でI邸ともしばらくお別れです・・・写真撮影用に一日取っていたのでじっくり撮影できてよかった。別れを惜しんできました・・・

左は玄関から木のボックス(開)を見たところ。右はトイレ、洗面の木のボックスを見たところ。居住スペースに木の箱を入れ子にした感じがよくでています。ワックスも掛かって床や壁板がグッと色味を増してシブいです。

そういえば奥さんが無事ご出産されたそうで、生まれたての赤ちゃんの写真もメールで送って頂けました。奥さん、おめでとうございます!

というわけで引越しはご主人だけでしないといけない。そして引越し後も奥さんは実家なので1ヶ月ほど広い家で独り住まいのようです・・・寂しいですが、広い新居でつかぬ間の独身気分もいいものかもしれない。『キッチン汚さないでね、いや、私が帰るまで使わないでね』と言っていた奥さんの言葉にウケましたが(笑)

 

洗面、トイレとも、杉をふんだんに使っています。足元がタイルになる分、視覚的に木を増やすことが多いのですが、普通にやると田舎臭くなる。今回はデザイン的に壁にも使っていますので、そこをどうまとめてすっきりさせるか悩みました。が、うまくまとまったと思います。このテイスト、田舎モダンと名づけることにします(笑)

杉の消臭作用はトイレや洗面などでは有効に働くはず。数ヵ月後にお邪魔するときが楽しみです。

 

いつものシナ共芯の造作キッチンですが、調味料入れが欲しい、という奥さんの一言から、引き出し金物にこだわる方向に進み、全てハーフェレの金物を使うことに。コストはそれなりにしますが、ソフトクローズの動きは気持ちいいです・・・これを標準化するかどうか、悩みどころです・・・

 

子供室。上部の抜けている感じやボリューム感が分かるでしょうか。一つの窓を分け合い、右手の一部屋は個室として。左手は当面リビングの延長としておいて、将来的に壁を足せばもう一部屋分かれます。それぞれの部屋はシングルベッドと収納が置ける大きさを確保して、机は天板だけ作り付けてあります。

 

子供室双方を仕切る壁はなるべく薄くしたい。これは何となく、壁が薄いほうが姉妹仲良くなれる気がして・・・(笑)

しかし本当に薄くすると強度に問題があるので、薄く見せるために、両側の引き込み戸の戸当を30ミリの杉板だけにしています。廊下側から見ると一つの引き違い戸のようにみえて、同じスペースを分け合っている雰囲気がでていい感じです。

壁厚は60ミリなので15ミリずつ段差ができて、そこが防寒シャクリを兼ねます。合理的でシンプルな上に美しいこの戸当周りは今回一番気に入ってる納まりです。ミクロな話ですいません(笑)

また改めてホームページにUPしますので、もう少々お待ち下さいませ。

Iさん、今日撮った写真またCDに入れてお渡ししますね。
また赤ちゃんの写真も下さいね~。楽しみにしてま~す。

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完成写真撮影(伊丹 マンションリノベーション)

伊丹Y邸の完成写真を撮ってきました。本当は引渡しの合間を縫って撮る予定でしたがワックス塗りやら残工事でなかなか片付かず・・・引越し日まで間があったので、無理を言って引渡し翌日、日曜の朝に撮らせて頂きました。通常は引渡し時に鍵をお返しするのがルールですので。

そういえば最近、完成写真をゆっくり撮れた記憶がない・・・

いつも引渡し前のゴチャゴチャした中で物を動かしつつ、人が写らない瞬間を狙って、と慌しかったので、完成した家と二人きり(?)、じっくり向き合いながら写真撮影できてとても嬉しい。午後から堺で取材だったので2時間ちょっとでしたが、充実した時間でした・・・ありがたいです。

写真は玄関。鏡の前に置いてあるのは大工のよっさん特製のベンチ。靴を履くときに重宝しそうですね。

 

Yさんご家族が頑張ってくれたおかげで家具、カウンターなどのワックス塗りが終わっていますので、床含め杉が全体的に濃い色合いになっています。当初は結構濃いですが、時間とともに落ち着いてきます。日焼けもしていきますしね。カーテンも入ったおかげで照度の調節ができてありがたい。

今回はじっくりカメラの設定も合わせられました・・・色合いの設定を変えたらマニュアル撮影の見栄えがぐっと変わりました。少し撮ってはiPadで画質確認もして。またひとつ成長できた(笑)

しかし・・・書斎の写真撮ってると、いいイスが欲しいなぁ・・・と物欲が出てきます。書斎に似合うやつ、吉村さんのたためる椅子とか・・・今はとても買えませんけど(笑)

 

リビングの畳ユニット。見学会でもみんな自然と腰掛けてられていましたが、イスの座面とほぼ同じ高さなので座りやすい、というか気づいたら座っちゃってる、というのが正直なところでしょう・・・

杉のちゃぶ台は人気高かったですが、ポールセンのトルボーと和式の座空間の相性のよさには驚きます。懐かしいけど、新しい感覚。個人的に好きな雰囲気にまとまりました。自然と写真撮影にも力が入ります。

その場では気づかなかったんですが、帰ってきて写真を見てみると全体的に暗く撮ろうとしているのが一目瞭然・・・主観が入りまくりですが、やはり暗めが個人的に落ち着きます。

 

1人でごそごそしていたら、Yさんの奥さんとTくんが様子を覗きにきてくれました。Tくん、見学会後に入った寝室の畳の上で前回りを披露してくれました。

Yさんとはすでに1年以上のお付き合い。思えばTくんも初めてあった頃から比べるとかなり大きくなりました。子供ってあっという間に大きくなります。それだけ自分も歳取ってるってことですよね・・・

引越し終わって落ち着いたころに、完成写真持ってお邪魔しようと思ってますので、Yさん、よろしくお願いします。

 

今回撮った写真は、吹田T邸含めて、HPにUPするため鋭意作業中・・・宝塚I邸と尼崎T邸が追い込みに入ってますのでいつになるか約束できませんが、もう少々お待ち下さい・・・

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夜の完成写真撮影

先週見学会だった西宮名塩K邸の完成写真を撮ってきました。

いつも昼間に撮るんですが、今回は開口部に障子がある。障子を閉めるのは夜だろうから、夜の感じがどうしても撮りたい。ということで夕方から行ってきました。明日は引渡しですので午前中に明るい写真を撮る予定。せっかくの夜の撮影なのであえて少し暗めの写真を多く撮ってきました。

窓の段差を消すために設けた踏み台兼テレビ台。高さは20センチほどでイスの半分くらいの高さですが、この高さは足を伸ばして腰掛けやすかったりする。見学会でもココに腰掛ける人の姿が見えました。Kさんちの子供たちが腰掛ける姿が目に浮かびます・・・

テレビ台は一般的に40センチ前後が多いのですが、個人的に床座での生活には少し高いように思います。私は20~30センチぐらいがリビングの視線全体が低くなって落ち着きますのでいつもお勧めしています。

障子は組子を杉で作り、見付を6分(18ミリ)で統一しています。こうすることで正面から見ると2枚の障子が1枚もののように見えてすっきり。紙貼りではなくて、和紙調のアクリル板を落とし込んでいるので破れる心配もなし。拭き掃除は要りますけど。

 

2枚とも奥の戸袋に格納できるようにしていて、前に隣家もないから視線も気にならないし、昼間はおそらくずっと開けっ放しだと思います。引き込むことで邪魔にならないし、子供に汚されないのでいいかも知れません・・・アクリル板ですので紙障子より断熱効果が期待できます。気密が取れないので結露防止とは行きませんが、窓辺のコールドドラフト対策にはなるはずです。

踏み台はウッドデッキのレベルとも合わせてあるので、開け放つとリビングの延長空間になってより広く感じられるはず。

 

ルーフバルコニーからウッドデッキ、リビング方向を撮ってみました。超寒い・・・しかしこう撮るとマンションには見えないですね・・・暗かったので室内からコンセント引いてスタンド照明を無理やり置いてみました。いい雰囲気です。

ウッドデッキは奥行きを90センチほどとして、濡れ縁のような使い方をして欲しいなぁという狙い。こちらもやはり20センチ弱の段差があって、春になったらここに腰掛ける機会が増えるだろうなぁ。夏はビニールプールに入る子供を眺めるには最高の場所でしょう。庇があるので直射日光は当たらないから日焼けもしないですしね。

見学会の際、こっそり寝転んでみましたが、天気が良かったのでポカポカして危うく寝てしまいそうになりました。うらやましいですよね、このスペース・・・

 

キッチンから面するバルコニーは壁と天井に囲まれた部屋のようになっています。ここには全てウッドデッキを敷きました。テーブルセットを置いて食事、なんてのにはもってこいのスペースです。個人的にはソファを置いて読書なんてのもいいなぁ・・・あぁ、ほんとうらやましい・・・

もちろん、マンションでウッドデッキの床固定はNGです。共用部分ですし、大規模修繕で防水やりかえなどもありますし。今回のは3~4枚ずつブロックになっていて、持ち運びができるようになっています。材質は杉の黒芯のみを集めたもの。丸岡材木さんの特注品。角も丸く面取りしてあって怪我の心配もありません。スギ好きには堪えられない一品。

 

せっかくなのでルーフバルコニーからの夜景を撮ってみました。遠く見えているのは宝塚市街。右手の山を越えたところが西宮市街です。夜景好きとしては毎日こんな景色が見れるなんてヨダレものです。あぁ、やっぱりうらやましい・・・

最近写真撮影の時間をゆっくり取れないことが多くてストレスだったんですが、今日は久しぶりに完成した家と一対一で向き合う時間が取れて嬉しい。明日でしばしお別れですが、春には一度OB訪問のイベントをしたいなぁ・・・と勝手に思っています。Kさん、ご協力お願いしますね!

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杉の家 完成写真撮影&お引渡し(リフォーム 神戸)

昨日は神戸市灘区の家の写真撮影とお引渡しでした。先週末見学会が終わってからも直しや掃除でバタバタ。朝メールチェックしてから現場入り。建具の微調整してキッチンの写真撮って事務所に帰り、2時から別件打ち合わせ、終わってすぐまた現場、と西宮と神戸を行ったりきたり・・・

もっと余裕を持って写真を撮るはずが、引渡しギリギリ、施主さんに見守られながら撮るという事態に・・・ご迷惑お掛けしました。杉をかなりふんだんに使った家、いつもの倍くらい使っている気がします。本当に気持ちがいい空間です。写真は近いうちにホームページにUPしますのでお楽しみに。

写真を撮りながら、施主さんご夫婦と私たちとの出会いから何やら、ゆっくりとお話する時間が取れました。ご夫婦がこの家に住むのを楽しみにされている気持ちが伝わってきて、とっても嬉しく思います。可愛がってやって下さいね。

来週は慰労会をして頂けることになりまして、奥さんには早速新しいキッチンで腕を振るって頂けるとのことで、私と池ちゃんと現場監督井元さんはめちゃ楽しみにしています。

 

今日はこれから姫路の賃貸ワンルームリノベーションを見に行ってきます。本邦初公開、NEW超幅広杉フローリングを張り始めているようですのでこれも楽しみ。

大阪のリノベーションは来週末か週明けにはプラン提出したいので池ちゃんが現況写真と格闘中。私はず~っとお待たせしてしまっている神戸元町の新築プランの仕上げと見積もりが・・・ほんと、遅くてすいません・・・でもいい感じで仕上がってきてますので・・・言い訳になりませんか・・・(泣)

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完成写真撮影 天井高さで区切る

昨日の宣言どおり、東灘の家の完成写真を撮影してきました。

最近、ようやくマニュアル撮影ができるようになってきたへっぽこカメラマン小谷ですが、毎回、完成写真撮影は楽しみなイベント。唯一、趣味っぽいものですから・・・気合いも入ります。

完成写真用に背の高い三脚と、ホットシューに取り付ける水準器も買い、パソコンも持ち込んでの大騒動でしたが、なんとかこの家の嫁入り前の姿をファインダーに収めてきました。

・・・というと聞こえはいいですが、撮影に6時間半くらい掛かってますけどね・・・(泣)

 

 

 

建具を開けては撮り、閉めては撮り・・・とそんなことをしてたら、時間はあっという間に・・・

そこまで撮らなくていいだろ、仕事しろよ!とお叱りが飛んできそうですが、私はこの時間を大事にしたいと思ってまして、というのも、設計者が家と一対一でじっくり向き合えるのは、引渡し前のこの一瞬だけだったりするんですよね。

実際、工事中は職人さんや現場監督さんの邪魔はできないし、引渡しちゃった後はもう自由に入れませんし・・・(当たり前ですが)

自分たちが意図して計画したもの、それは細かい納まりであったり、天井高さを工夫したり、開放感を強調する演出だったり・・・そういうややこしいこと考えても、結局は字の通り、机上の空論なわけです。

実際に出来たものが、自分の意図したとおりのものとして機能しているのか、それを直接眼で見て肌で感じられるのが、この瞬間なんです。な~んて(笑)

 

 

意図していたものが予想通りの働きをしてるかの確認よりも、意図していないところで違うアイデアのヒントが生まれたり、ということの方が多かったり。もちろん、もっとこうしたほうがよかったか・・・という反省があることも否定できません。

常にその場での全力を出してるつもりでも、日々勉強の繰り返しというのは、どんな業種にも通じるところでしょうか・・・

今回、最も得るところの大きかったのはダイニング部分の構成。天井の凹凸や配管スペースを隠すために敢えて天井を落とし、天井高さでリビングと用途を区切る、ということをしたのですが、テーブルを置いてみると、なんとも言えない包まれ感・・・パースで想像するのと実際にその場に座ってみるのとでは大違い。いい感じです・・・

イスに座っていると、思わずボーっとしたくなる・・・
イスの目線で考えたのが正解だったかな?

近いうちにHPに写真UPしますのでお楽しみに!

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