木のマンションリフォーム・リノベーション-マスタープラン一級建築士事務所(大阪/兵庫/西宮/神戸/芦屋/宝塚)

『大きな土間のある杉床と珪藻土塗りの古民家断熱改修』岡山県倉敷市


倉敷I邸古民家リフォーム

竣工: 2012/05

設計監理: 小谷和也 池田郁夫

写真撮影: 小谷和也

木造

築年数不明築

89.64㎡

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以前に京都でリノベーションさせて頂いたKさんの奥さんのご実家の古民家リノベーション。工期も打ち合わせ時間もかなり限られた中での強行軍となりました。

築年数不明、おそらく100年程度、というこの家、1階は仕事場としても使われていた土間空間がほとんどを占めており、物がかなりあふれた状態。また10年以上前にされたというリフォームで北側が少し増築されており、水周りの配置などが悪く、風通しや採光がかなり阻害された状態になっていました。

何より、冬の寒さがかなり厳しい、ということで断熱改修と部分的な耐震補強も含めた計画としてプランニングすることとなりました。必要な居室面積を確保するため、土間はかなり縮小させ、床を追加。せっかくの南側は雨戸を閉めっぱなしで暗かったのでサッシを全て更新、木製の格子戸を追加して防犯と採光を同時に確保しています。

プランニングは既存の柱位置をなるべく活かし、北側の増築部分もすっきり整理することで、新築時のシンプルな状態に近づけるよう工夫しました。南側の土間は取得した日射熱を蓄熱できるようタイル土間とし、和紙を貼ったアクリルを落とし込んだ障子で仕切れるようにすることで温度の緩衝帯として機能させています。

新しく追加した柱や床と、既存の柱や天井の古色が非常にうまくマッチした落ち着いた家になりました。

コスト的に今回はほとんど使っていない2階は触らず、1階のみの改修となりましたが、リフォーム後は夏の風通しがかなり良くなり、断熱材の効果で冬も過ごしやすくなったと喜んで頂いています。

<after>断熱改修を行い形状もシンプルに、大きなタイル土間のある新しいものと古いものが混ざり合う家

<before>大きな土間に物があふれ、南側は雨戸でかなり暗く寒かった築100年の古民家


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