最近、『中古物件を探してほしい』というご要望を頂くんですが、まだ探し始めた当初は要望が定まらない方が多いのが現実です。

中古物件を選ぶ際、重視したいポイントってたくさんあります。『せっかく中古で探すんだから、なるべくいいものを』と考えるのは当然。

 

とは言っても、エリア・最寄駅・徒歩時間・学校区、といった外部環境と、築浅、南向き、最上階、オートロック、ペット可、車庫1台確保、70㎡以上・・・といった内部環境の全てを妥協しないとなると、コストは跳ね上がるし、いくら中古なら選択肢が広い、といっても希望条件で調べればほとんど物件がない、ということになる。

ここで大事なのが、どの要望がもっとも優先順位が高いか、を自分の中で絞っていくこと。例えば他の条件が全て同じで、面積は広いけど駅から15分の物件と、ちょっと狭いけど駅5分の物件ならどちらを選ぶか、という選択をする練習が必要。

また、インターネットや情報誌で100の物件情報を見るより、一つの物件見学。たくさん物件を見るうちに、自分たちの中で大事にしたい価値観が見えてくる。

 

中古物件の価格を大きく左右する3大要素は『駅からの距離』『面積』『築年数』

この3要素を妥協無く希望すれば、新築並みの価格となり、中古リノベーションのメリットがどんどん薄くなっていっちゃう。

高い物件がいいのは当たり前。だから、おトクにリノベーションを成功させるなら、3要素のうち最低1つ、もしくは2つを妥協することで、選択肢を広げていく必要がでてきます。

 

資産的な側面で考えると、新築から築10年ぐらいまでがもっとも価格が下がるけど、築30年以降となると下がり幅はかなり少なくなる。なので、私たちは『築年数』を犠牲にすることをお勧めするケースが多い。

マンションは便利なところから建ち始めているわけで、古いけど駅は近い、という物件は阪神間のどこでも多いです。

先ほどの3要素は売る際のアピールポイントにもなるわけで、どんどん古くなっても、駅から近い物件はなかなか値が下がらない、ということでもあるので、資産的な価値は高い、と言えるかも。


2008年9月18日