スギの造り付け家具ワッショイ(リノベーション 神戸)

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いよいよ来週末に完成見学会が迫ってきたH邸。壁や天井などの工事が終わった大工の山崎兄弟。あとは家具工事を残すのみ。のみ、といってもこれがかなりの量ですが・・・

現場内では杉の幅はぎ集成材を使った家具が兄弟の息のあった動きでどんどん生み出されていました。

 

ギリギリまで悩んだ板の見付(厚み)寸法。30ミリだと野暮ったいし、21ミリだと頼りない。で、結果24ミリにしたのですが、これがとても上品できれい。大成功。本当に高級な家具という雰囲気があります。『これ、いいなぁ』と何度もすりすり・・・完成が楽しみだ・・・

 

『小谷さん、ひさしぶり!』と声を掛けられ誰かと思いきや、棟梁の山崎さん(父)と久しぶりの出会い。棟梁は木を本当に知り尽くしている和み系大工さん。工務店さんにいた頃、現場に通いつめそれこそ色んなことを教えてもらいました。数年ぶりの出会いにしばらく話し込む・・・おっと、仕事の邪魔をしちゃいけません・・・しかし相変わらず丁寧な仕事をしています・・・

 

この家には5寸角(15センチ)の柱が2本建っています。マンションなのに大黒柱があったら面白いなぁ・・・というアイデアです。

ちなみに上の写真、その柱の節のアップですが、死節(しにぶし:抜け掛かっている節のこと)だったので、棟梁が生き節を埋めて補修をしています。しかし、じっくり見ても全く分かりません・・・

棟梁の腕がいいのか、私の目が節穴なのか・・・おっ、うまいこと言うねぇ・・・

 

その棟梁にビシバシ育てられた山崎兄弟の家具製作の光景を写真で追いかけてみましょう。

リビングの壁に付く壁面収納を作っているところです。

 

この二人、とにかく息が合ってて動きが早い。翼くんと岬くん並み。見てる間にどんどん家具がカタチになっていきます。

 

思わず見入ってしまう私と池ちゃん・・・あっという間に壁面収納になりました。

 

しかし、長さ3メートル近い収納。取り付けるのも一苦労。山崎親子と応援の大工さん、現場監督の井元さんの5人がかりで格闘。寸法精度良すぎてぴっちりでなかなか入らず苦戦・・・で、はまった瞬間、歓声が起こる(笑)ビスで留めてないのに、ぴっちりだから落ちてこないのがまたすごい。

 

私たちがウンウン言いながら悩んで考え、図面を描き、現場監督さんや大工さんが経験や技術を元に試行錯誤して形にする。建築って、やっぱり面白い・・・何を今さら、って感じですが・・・なんか、しみじみ感動してしまいました・・・

 

ちなみに別室ではクロス屋の早野さんが珪藻土壁紙を施工中。張りにくいことで有名なこの壁紙をここまできれいに貼ってくれるのはあなただけよ・・・いつもややこしいこと頼んですいません・・・

ちなみに右は寝室に設置したスギの梁。鴨居として下に収納引戸、上には間接照明が入ります。マンションなのに木の梁がある、というのも面白いかなぁというアイデアです。いっそのこと、スケルトンにして中を木造軸組にしてみたい・・・やりすぎですね(笑)

 

完成が近づくにつれ、現場はたくさんの職人さんが所狭しとにぎわいます。私、この雰囲気が大好き。現場で職人さんの仕事ぶりを眺めながら、他愛もない話をずっとしていたい・・・えっ、邪魔ですか(笑)

 

ちなみに、監督の井元さんが担当した現場では、職人さんだらけのこのワッショイ状態を『いもと祭り』と呼んでいます。来週は私たちも混ざってワッショイな感じになると思います。

見学会前日は夜更けまで祭りは続くことでしょう・・・(笑)

(そんな職人さんの血と汗と涙がいっぱい詰まった見学会、申し込みはこちらから。)


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