珪藻土塗り壁工事→塗装工事→完成まで
ここからは仕上げ工事に突入。
まずは壁の仕上げ工事です。
マンションリノベーションでお勧めしているのが呼吸する内壁材を使う、ということ。 マンションのリフォームでは触ることのできる範囲はかなり狭い。だからできる範囲はいいものを使って快適な環境にしたいからです。
で、今回事務所には水分を吸ったり吐いたりする『珪藻土(けいそうど)』を使用して、 実際に自分たちで効果のほどを試してみることにしました。
大工さんが張った石膏ボードの上に左官屋さんが下地を塗っていきます。
リノベーションの場合もそうですが、ボード同士の継ぎ目は完成したあと『ヒビ』が入りやすくなります。 このヒビを最小限に留めるために下地を丁寧に施工しておく必要があります。
下地処理の石膏プラスター塗りが終わったところ。まるでコンクリートみたいな色をしていますね。
この状態で2,3日乾かします。だんだんと表面の色が白くなってきます。
いよいよ珪藻土を塗っていきます。左官屋さんがコテで一度塗りつけたのち、仕上げでもう一度上塗りして、丁寧にならしていきます。
職人さんがやっているのを見るととても簡単そうに見えて、『ちょっとやらして!』とコテを借りてチャレンジしたのですが、 まずコテに珪藻土が載らない・・・塗り付けてもうまく伸びない・・・とかなり難しいのです。
珪藻土コテ仕上げが終わった天井。真っ白の壁と杉材のコントラストがきれいです!
右写真はコーナー部分。継ぎ目の出るビニールクロス張りでは出せない『微妙な丸さ』が出るのが塗り壁の特徴なのです。
偽物には出せない風合いというか、自然なんですよね・・・
次にオモテのアルミサッシの塗装。もともとの色が茶色っぽいブロンズという色だったのですが、この色はかなり昔に流行った色でして、 どうしてもなつかし?感じになってしまいます。かといってサッシを取り替えるのも大ごと・・・そこで、 塗装屋さんにお願いしてシルバー色に塗り替えてもらうことに。
まずはガラスに塗料が付かないようにビニールで覆い、表面の油分を取ってから塗装していきます。 何でも車に塗る塗料のようなものだとか。
次に塗料を吹き付けていきます。茶色だったサッシが見る見る銀色に。右は既存のブロンズ色と比べたところ。すごい色の差だ・・・
ようやく塗装完了。か、かっこよくなったじゃないですか・・・新事務所って感じになってきました。
ドアの上には事務所のシンボルとして高知県産の土佐杉材を横に渡しました。国産材を使う設計事務所の目印です(笑)
最後に外部に作った壁や庇の仕上げ塗り工事。 マンションリフォームでは外壁を触ることができないのであまり関係ないかも知れませんが事務所の顔となる部分です。ホワイトサンド(白砂) という色を選んだのですが、木とアルミの色と絶妙にマッチしてくれてよかった。
照明器具も取り付き、床のカバーも外してほぼ完成。壁の純白に杉材の木目が際立ちます。 壁と木の見える量で悩んだのですがちょうどいいあんばいかな?
さぁ、これから荷物を入れたりパソコンの準備したり忙しいぞ?でも楽しみ。
きっとマンションリノベーションをする方も完成・引越しのときは同じような感覚なんだろうなぁ・・・
今回のの事務所改装。非常に時間は掛かりましたがかなり満足のいくできとなりました。工事中何度も足を運んだりと、 マンションリノベーションを考えられる方の疑似体験をする、という目的は十分達成できたようです。
事務所はマンションリノベーションのショールームとして開放しておりますので、お近くにお寄りの際はお立ち寄り頂き、 私の自慢話に付き合って下さい(笑)お待ちしています。



