吹田K邸リノベーション『山桜板と本棚のある珪藻土塗りの断熱改修リノベーション』。

工事は着々と進行中。来月20日には完成見学会予定です。良く考えたらバタバタしてて内容をほとんどご紹介せぬまま工事に入ってしまってました(Tさんすいません)。
というわけでここでおさらいを。

 

玄関。既存間取りでは廊下へダイレクトに繋がる形状でしたが、今回、廊下を最小スペースとして引き戸で区切っています。これは断熱改修にも関係するのですが、要は最も冷え込む部分をコンパクトにして分離することで、家全体の温度変化を減らす風除室のようなスペースとして考えています。

右手は全面玄関収納。狭さを緩和させるためのミラー引き戸付きです。左手にはニッチ、天板は山桜無垢。この壁面には絵を飾れるようピクチャーレールがつきます。

 

玄関から廊下に入ると、壁面全体が杉材を使った本棚となっています。ここは奥行きを15センチで取っていますので、小さめの文庫本などの収納。奥がLDK、右手は寝室、左手奥は水周りです。本棚がある部分の奥にはもともと和室が一室ありましたが、今回キッチンとWCLになっています。

左手手前が玄関への引き戸。ここで区切ることで、廊下もLDKの一部となって、水廻りや北側の部屋も温度差が少なくなります。

 

廊下見返し。リビング側から玄関方向。右端に少し見えているのがリビングのオープン棚。その横にトイレ、洗面の引き戸が並びます。廊下がリビング内に入るということは、トイレ入口もリビング内になるわけなので、扉の位置は気を使うところです。

奥の引き戸奥は書斎スペースになっています。将来的には子供部屋になるかも、という空間です。

 

サンルーム南側から廊下方向をみます。もともと南側にあったキッチンを北側に移動したのは以前の記事でもご紹介しています。ここは公社物件特有の大きな梁があり、当初は和室にしようとかいう案もありましたが結局サンルーム的な使い方をするスペースに落ち着きました。梁は下端と壁際に杉材を張ってあえてアクセントとしています。奥の右手に見えるのがリビング。

 

 

ダイニングキッチンからリビングをみます。奥の部屋はもともと独立した和室でしたが、壁を全て撤去、メインのリビング空間としました。壁面に智頭杉のうづくりパネルを使った収納を、正面の壁面は梁型を消すため半分の高さで珪藻土を塗り分けています。

ダイニングキッチン、リビング、サンルームがL字型につながる大きなリビング空間となっています。

 

北西側にある寝室。もともと洋室がありましたが結露がひどく、あまり使用されていない部屋でした。スケルトン解体して、間仕切りの位置も変更しています。奥に玄関への引き戸が見えています。右手はWCLへの入口。

左手の壁は珪藻土を窓高さで塗り分けています。ベースとなるのは真っ白の粒子の細かいものですが、アクセント部分は粒子の粗い、土壁のような色のものをくし目を入れつつ塗ってもらいます。

 

北東側の書斎スペース。先般、部分解体させてもらったところで、さすが鬼門というだけあって一番冷え込みがきつく、カビの発生がもっとも多い部屋でした。

こちらもスケルトン、断熱改修後、下地から全て変更。家に仕事を持ち帰ることの多いご主人の仕事スペースで、右のカウンターにパソコン、奥の棚はA4サイズの書類が並びます。実はちょうど反対側の壁も一面本棚になるので、相当な量・・・

まさに本棚のある家、ですね(笑)

2010年5月26日