小谷です。先日ミツロウワックス塗りさせていただいた垂水区N邸、団地リノベーション。昨日は完成写真の撮影とお引渡しを行わせて頂きました。

暑い日が続いてますが、やはり中住戸。断熱改修の効果もあって、日中は風も通って涼しい。問題は夜でしょうね。体感できてませんが、断熱材の効果で日中の躯体の蓄熱の室内への放出が緩和されれば、本当にエアコンなしで行けるかな?まぁ、人によるでしょうけども・・・

先日の見学会でご近所の方がたくさん来られて、その変わりようにかなり驚かれてましたが、パッと見、団地内部とは思えない、いい仕上がりになったと思います。

 

もともと和室だった部分のみ、床下に空間があったものの、その他は軽量コンクリートで嵩上げされていたため、和室だった部分はいつもの杉フローリング、クッションフロアだったところはコルクタイル張り、一部畳となっています。

コルクタイルは無塗装のものを使い、ミツロウワックスを塗って頂きましたが、なかなかいい風合い。杉との抑え目のコントラストは結構気に入ってます。

中央の柱を境に床材が切り替わる感じがいいですね。天井はコンクリート直仕上げのため、配線スペースがありませんので、照明は基本的にダクトレールでの配置としています。

 

壁の一面に設けたヒノキ幅はぎ材とシナベニアを使った壁面収納。茨木M邸より本格的に使い出したヒノキ幅はぎ材ですが、なかなか人気あります。ほぼ無節なのに結構リーズナブル(規格寸法にクセはありますが)ですし、関東での2件でも壁面収納として計画してます。もう定番ですね。

 

配管と構造壁の関係で水周りの位置はほとんど変えられない状況でしたが、洗面だけはスペースを広げるために窓際に移動しました。問題は窓と鏡が干渉することでしたが、鏡を引き戸とすることで移動できるようにして、窓の開閉や採光、通風に影響のないように考えました。これは今回結構気に入ってるポイントです。

 

廊下からLDK方向。壁式構造の団地では、壁や梁など抜けないものがたくさん。このあたりはまさにそれらがせわしなく取り合っている部分です。

でも、この壁厚感というか、豆腐をくりぬいたような感じというか、木造やラーメン造のマンションではなかなか出ない、壁式構造ならではの風景かもしれません。コルクタイルの抑え目の表情と真っ白な壁のコントラストが非常にきれいですね。

 

 

写真撮影後、お引渡しをさせて頂きました。Nさんには設備機器の施主支給から、天井塗り、珪藻土塗り、ワックス塗りまでかなり積極的に頑張って頂きました。暑い時期の引越しですので体調だけはお気をつけくださいね。Kちゃんもいつもおとなしく遊んでくれて偉かった。うちの子ならこうは行かないよ・・・(汗)またおじちゃんの相手してね(笑)

ではNさん、また荷物が片付いた頃にお邪魔します!今話題のメジャーリーガー似のご主人にもよろしくお伝えください(笑)

2012年7月28日