小谷です。先日お引き渡しを終えた芦屋O邸。完成写真撮ってきました。何枚かご紹介してみます。

 

玄関から廊下。もともとはL字にクランクしてたものをまっすぐに。幅がかなり大きめだったところを壁面収納と本棚にしています。天井は床材と同じ30ミリのスギ板で仕上げ、上部を天井裏収納としています。廊下の天井が高くてもありがたみも何もないので、スペースの有効利用ですね。

 

  

玄関左手はもともと洋室で、趣味の自転車をかなり無理やり置いていた状態。ここを面積を抑えながらちゃんとした自転車ガレージスペースとして。土間はモルタル塗装仕上げ、壁は汚れてもいいように針葉樹合板張り、戸境の壁はモルタル下地を表しにしています。自転車はポールで2台収納、あとは折りたたみ2台と子供用2台の計6台が収まる予定。見えにくいですが右手は浴室の窓があります。

 

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キッチンは閉鎖的なL字タイプの対面キッチンだったものを、中央に移動して開放的に。めちゃくちゃ明るくなっとります。

 

 

キッチンから洗面まで一直線の家事動線を確保するため、間にパントリー兼ユーティリティスペースを。冷蔵庫、洗濯機、ストックや鍋の収納棚にパソコンスペースまで兼ねた、コンパクトなのに多目的な空間。奥さんにとても喜ばれるスペースです。

 

 

浴室と洗面。左手の浴室の窓が先ほどのガレージにつながっているので、ガレージ→浴室→洗面→ユーティリティ→キッチンと風の通り道になります。風の抜けを考えて窓を取ったお風呂って、窓のないユニットバス特有の湿気がかなりカラッと乾きます。

 

 

リビング南側、バルコニーへの掃き出し窓。最近のマンションって、南側の窓がより大きく、より高く、より変った形になってきてる気がします。でも、断熱性なんて全く考慮されてないんですよね。Oさんも結露や冷え込みでお悩みでした。

ここは45度のななめまどがあり、片引きのサッシも相まって既製品の内窓設置が難しかったので、木製でペアガラスをはめ込んで作ってみました。
気密の確保やら重量の問題やら、なかなか手の掛かる内容でしたが仕上がりは上々。斜めのはめ殺し部分も枠付きガラスを作り、内部からはめ込んでいます。

 

 

木製内窓の内部には全てハニカム断熱ブラインドを付けました。最近のうちの標準仕様。これを付けるだけで冬の冷え込みはかなり改善されますが、結露防止にはならないので、結露を止めたければ内窓とセットで使うのが大前提になってきます。このブラインド、下手にカーテンをオーダーするより安いです。おすすめ~

 

 

今回、キッチンカウンターの天板にはモアビというアフリカ産の広葉樹を使いました。銘木市で私たちが直接買ってきたやつ。洋桜といわれるだけあって、日本の山桜に似た重厚で深い赤。ワックスとサンドペーパーで磨けば磨くほどツヤツヤすべすべに。美しいです~

ちなみに前面の収納扉はシナ合板にオスモカラーで塗装、乾いてから1000番くらいの細かいペーパーで軽く仕上げてツルツルになっています。木目が透けて見える感じが好きでよく使います。キッチン側板はストックしていたタモという木の幅はぎ材です。この3色の組合せが非常にいい。おいしそう。

相性のいい色って食べ物にも通じると私は思います。私的にはモアビがあんこ、タモがきな粉で、シナが白玉か餅(奥のステンレスはスプーンか?)のイメージです。どうでしょう?

 

お気に入りの一枚。前回の世田谷で水平垂直はマスターできたかな。今回もなかなかいい感じに取れてます。断熱ブラインドを通した光は障子に似てますよね。好きな感じです。

ということで紹介おわり!

2013年4月3日