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小谷です。週末は尼崎TさんちのOB訪問がメインイベントでしたが、午前中は明石Hさんちのお引渡しでした。見学会は諸事情で断念。やりたかったんですけど、まぁまぁ遠いですし色々と・・・

例のごとく、Hさんご夫婦とカウンターやキッチンに蜜蝋ワックス塗り。私は合間の時間を使いつつ写真撮影。無事お引渡しできました。

最近バタバタしてて、写真撮る時間が十分に取れないことが多くなってきて、不完全燃焼です・・・足りない腕を時間でカバーしてたところがあるので、そろそろプロに任せる時期かもしれない。でも、どうせプロに撮ってもらうなら、こないだの芦屋I邸の住むの取材のときみたいに、もう住まれてる家でご家族も入りながらがいいしなぁ、なんてなかなか悩んでいます・・・

まぁ、それはさておき、撮影した写真をいくつかご紹介しつつプランやらも簡単にご説明してみます。

 

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リビングからダイニング。もともとは南に向いた閉鎖的なカウンターキッチン、という典型的な間取り。リノベーションでキッチンの向きを東西方向から南北方向に変更。このキッチンの向き変更、かれこれ何回やってきたか分かんないくらいですが、やはり理にかなっているな、といつも思います。

マンションって、住戸が南北に縦長であることが多いわけで、そうなるとキッチンも縦に向けたほうが動線もシンプルになるし、デッドスペースもなくなるのは自明の理。新築マンションのプラン考えてくれ、って頼まれたとしたら、必ずこう向けるけどな、私なら。なんで新築の間取りは相変わらずなんだろう。不思議です。

ただリノベの場合、元々の間取りでキッチンの排水縦管が壁際にあるケースがほとんどなので、キッチンの排水経路でいつも悩むんですよね・・・今回は水回りの排水縦管が住戸中央に固まっていたため、工夫は必要でしたが比較的スムーズに変更できました。

 

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キッチンカウンターの下部は全面の開き収納。これは小物がかなり納まりますので、ご要望頂くことは非常に多いですね。手間もコストも掛かるので削られるケースが多いのも事実・・・(汗)

 

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リビングには300ミリほど床をあげた小上がり、杉床バージョン。床下には収納スペース、引出しもついています。小上がりは昼間はリビングの延長に、夜は寝室になります。

話それますが、面積が限られている物件ほど、空間にいくつかの役割を兼ねさせることはとても重要。特に寝室として使うリビング内小上がりは優等生で、時間帯によって2つの部屋の役割を果たしつつ、同時に納戸や収納空間にもなる。腰掛けるとベンチにもなるし、洗濯物をたたんだりおむつを替えたり、なんか作ったりする際の作業台にもなる。

1つの空間で3つ、4つ、いやそれ以上の仕事をしているといっても過言じゃない。エアコンのCOPみたいな、空間効率係数、なんて数字があるなら相当高いですよね、きっと・・・(笑)

 

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ちなみに小上がりの奥には、左手上に布団収納、下部はテレビ置き場、右手はウォークインクローゼットへの通路兼、南北の窓を繋ぐ風の経路。北側の窓がしっかり見えてます。廊下との仕切りの引き戸は壁に収納されるようになっていて、鴨居上部は開けて採光と通気を確保しています。

 

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もともと住戸中央付近にあった浴室は北側窓付近まで移動。キッチンからユーティリティを介して洗面、そのまま浴室まで動線が繋がります。浴室に窓を取ってあり、全て開けることで南北の窓が繋がるので風の通り道にもなります。奥さんはお分かりだと思うんですが、キッチンに風が通る、というのは非常に贅沢なんですよね。大抵閉じこもってて、夏とか暑いじゃないですか。

通常の廊下がパブリック用、こちらがプライベート用。裏動線と呼んでますが、うちがよくやるスタンダードな形。廊下が増えるともったいないと思われるかもしれませんが、プライベート用の廊下があることで壁面ができ、そこに冷蔵庫や洗濯機、収納棚、洗面台を配置できるため非常に効率的なんですよね。

ちなみに洗面台はブラックチェリーの天板に洗面器置きタイプ、ミラー収納は奥行きが取れないため、ずらしたところで大きめのミラーボックスを設置、その他は全面ミラー張りとしています。

 

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玄関。右手には名栗仕上げの栗六角棒の手すり。いかにも手すり、という感じがでないよう、天井高いっぱいに設けています。中間に化粧棚を設けることで、床と天井、化粧棚の3点で固定できますので強度はばっちし、納まりも綺麗。

玄関と廊下を仕切るポリカ建具は開ける際は壁に引き込まれます。ここに建具を入れることで玄関スペースを極小にでき、玄関と繋がる居室を無くせるので、家全体の冷え込みを軽減させることができます。

 

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玄関ホールは三枚の引き戸があって、右側2枚は靴収納の引違い戸、左側1枚はシューズクロークの仕切りになってます。お風呂の窓が見えてますね。鴨居上部はこちらも通気と採光のために開けてます。

ということで、マスタープランの設計の醍醐味の数々が詰まった(笑)非常にすっきりと上品な家に仕上がりました。

特に南北に長い住戸では、動線、通風、採光に収納もバランスよく取れる、このスタンダードプランをご提案することが最近は増えています・・・何か名前をつけたいな、とは思ってるんですけどね・・・え、別に名前は要りませんか?そうですか。

さて、明日は三田で採寸、週末は関西で数件の打ち合わせとフットサル終えたのち、日月と関東巡業。3件の打ち合わせと1件採寸こなしてきます~予定かなりパンパンですが、がんばります♪

2014年6月3日