寝室の照明に関しては家族によって、いや、ご主人と奥さんの間でも意見が違うことがあって、結構奥が深い。例えば、

●真っ暗では寝られない⇔真っ暗じゃないと寝られない

●布団に入る前に電気を消す⇔布団に入ってから電気を消す

●寝る前に本を読む⇔読まない

というようなところ。

うちも奥さんは真っ暗では寝られない&布団に入る前に消す派で、私は真っ暗じゃないとイヤ&布団に入ってから消す派。『さぁ、寝るぞ!』と電気消して意気込んで寝るより、布団でゴロゴロ、テレビや本読んでまどろみながら何とな~く眠りにつきたい・・・

・・・という話は置いといて、例えば真っ暗では寝られない派の場合、次の選択肢がある。

1 天井シーリング照明(常夜灯つき)とする

2 メイン照明のほかに、スタンドやテーブルライトなどで補助照明を取る

3 調光機能つきの照明器具にして、かなり暗い状態にする

常夜灯が欲しい、というだけであれば、そんなに難しくはないのだけど、『布団に入ってから消したい』という話が加わってくると問題が少しややこしくなってくる。ベッドサイドにスイッチを持ってこれればいいけれど、それが無理な場合、リモコンで、ということになるからだ。

上記1の天井シーリング照明の場合は、現在はリモコン付き器具がかなり出回ってるので問題はない。ただ、商品的には色気があるものはないしデザイン性に問題があるし、高かったり、明るすぎたりする。なので間接照明やダウンライトで、となった場合、リモコンを別に考える必要がある。

 

そういう場合にお勧めするのは壁スイッチとリモコンが一体になったパナソニックの『とったらリモコン』という商品。以前、神戸灘区のH邸の寝室でも採用している。いかにも松下さんらしいダジャレネーミング・・・

通常、リモコン機能は器具側に付いている機能となるが、そうなると器具それぞれにリモコン発信機がいることになる(まとめて管理できるリモコンもあるが・・・)。とったらリモコンは電源側でのリモコン操作となるので数台をまとめることができるし、調光機能や遅れ消灯機能などもあって、寝室使いにはなかなか便利。

使わないときはスイッチに付けて収納?できるので無くす心配も少ない。ただしコストはそれなりに掛かってくるし、電気屋さんの工事が必要。

 

変わって、スタンドなどを常夜灯代わりにする場合は、常夜灯が付いていたり、調光機能が付いているものを探すことになる。手元でONOFFするテーブルスタンドなら問題ないが、床置きのスタンドで、リモコン機能が付いているものはほとんどない。

 

コンセントに付けることでリモコンで電源をオンオフできるものを付ける方法はあるが、かなりダサい・・・しかし安い・・・

赤外線リモコンコンセント

そして調光機能付きというのがなかなかない。探してみたらフロアスタンド用で調光もできるタイプを一つ見つけた。コスト的にもそんなに高くはないが、これがデザイン的にどうなのかはノーコメント・・・

スタンド用リモコン調光器

 

ちなみに、調光となると光源の種類をどうするか、という問題もでてくる。白熱灯なら問題ないけど、蛍光灯やLED器具となると、普通の調光スイッチや上記リモコン器具では一部の商品しか対応できない。

 

パルックボール スパイラル(調光器対応形)

↑左が調光スイッチに対応した電球型蛍光灯。右が普通の電球型蛍光灯。調光対応のためのメカニズムはよく分かりませんが、根元の樹脂部分が普通のパルックボールより大きくなるため、器具によっては取り付けが難しいものも出てくるかと(特にダウンライト)。その他、LED電球でも調光器対応型が出ている。

 

DL-L60AV

やはり、一晩中付けっぱなしにすることを考えると光源は省エネにこだわりたいところ。そこで、もっとも省エネで可変性がある方法としては、既存スタンドに調光できるLED電球をつける、というのがいいのではないかと。

以前紹介したシャープ製のLED電球であれば、電球に付属でリモコンがついてくる。これを床置きスタンドに付けることで調光とリモコン機能を同時に満足できる。ついでに調色も(笑)ただ、実際に試してないので、一番暗い状態が常夜灯に向く明るさなのかどうかは不明。近々試してみようと思う。

それと、器具はE26というサイズの口金(ソケット)である必要がある。もう一つ小さなE17口金だと、現状では調光リモコン付きのLED電球は出ていない。

それから電球は8千円ほどする。まぁ10年くらい持つし電気代も下がることを考えれば安い買い物だと・・・それでも電球買うのにレジで8千円払うのは勇気がいるけど・・・

あと、暗くしたら消費電力も下がるのか、はメーカーサイトには詳しくは載っていない。消費電力は7.8ワットなのでひょっとしたら省エネではないかもしれない。ここは今後詳しく調べようと思う。

 

もう少しリーズナブルな方法として、常夜灯機能が付いている電球型蛍光灯を使う、という方法もある。日立さんが出している、ネオボールZ 60ワットタイプ(常夜灯機能付)である。

これは面白い電球で、電球型蛍光灯の中にLEDが仕込んであって、電球で常夜灯も兼ねちゃおうという素敵な商品。実は私も家の寝室で、ペンダントライトにこれを付け、シーリングライト用のリモコンコンセントを繋いで数年使っている。

どうやって常夜灯状態にするかというと、スイッチオンで普通に点灯、そしてスイッチオフして2秒以内にまたオンするのである。すると常夜灯に切り替わる。LEDなので消費電力は2ワット。ナツメ球の5ワットに比べれば省エネ。そして結構明るい。

これであれば商品は普通の電球型蛍光灯より少し高いぐらいの金額でいけるし、ランニングコストもそれなりに安い。

 

色んな商品があるのでどれが一番というのは甲乙つけがたいけれど、全て建築工事や商品に付属の機能でまかなおうとするとコストも嵩むし、あとあと変更がききにくい場合もある。また、せっかくお気に入りの照明器具があっても、機能的に物足りない場合などにも対応できる。

安価なものと少しの工夫で自分に合った照明計画を考えるのも面白いと思います。

2010年3月20日