ほぼ白熱電球な電球形蛍光ランプ

最近家庭での省エネは必須項目。で、特に気になるのは冷暖房と照明。エコ推進派として、照明器具に関してはなるべく蛍光灯器具を薦めている。ほんとに、電気代がかなり変わってくるから。

建築関係者(特に設計者)の中には『白熱電球こそ照明だ』みたいな意見もあって、確かに温かみとしての電球はベストだと私も思う。けど、やっぱり電気代は少なく抑えたいし、環境のことも考えると蛍光灯に軍配を上げてしまう。

むやみに明るくしたいから蛍光灯、というわけではない。あしからず。

間接照明なんかで器具を隠せる場合や、ダウンライトなんかは蛍光灯タイプがかなり出揃っていて、そんなに困ることはないんだけど、ネックになるのはダイニングなどのペンダントライト。やはり白熱電球での運用がベースになっている商品が多い。電球形蛍光灯と口金の径は同じだけど、高さの関係などで付かない器具も多かった。

点灯時イメージ写真で、最近CMで知ったのですが、ほんと電球そっくりな蛍光灯が東芝から出ています。今まで、管部分がスパイラルになってたり、妙に長かったりするものが多かった電球形蛍光灯。しかしこれは外から見ると電球にしか見えない、なかなかの優れもの。

←左が新しいネオボールZリアルシリーズ。右が従来の白熱電球。むしろ白熱電球より小さいくらいで、見た目ではもうどっちか分からないレベル・・・

 

スーパーパラレル発光管、マイクロインバータの説明図

電球40ワットタイプA形の写真電球60ワットタイプA形の写真

これなら、白熱灯専用の照明器具でも簡単に取替えられるし、違和感もない。

カタログに載っている『電球形蛍光灯器具』は白熱灯に比べ高いものが多かったけれど、器具はとりあえず白熱灯用にして、外した電球は非常用においといて電球だけ取り替えればきっとコストも抑えられる。

またブラケット(壁付け)照明の中には電球がむき出しになるものも多い(電球がそのままデザインになってる)けれど、その場合でも使えるのは大きい。

←東京の物件で使っているブラケットライト。電球がむき出しになっているタイプ。器具代が安い上にシンプルなので良く使う。ちなみにこの物件では、明るいのが嫌いという施主さんにあわせ、リビングの照明は40Wの直管の蛍光灯2本の間接照明のみ。明るくしすぎるのは私も反対。必要な明るさを必要なだけ付けたい。

 

ただ、電球と蛍光灯はちゃんと使い分けること。いくら寿命が長いといっても、頻繁にオンオフ繰り返すところ(例えばトイレ)では電球の方が省エネになる可能性もあるし、電球型蛍光灯は立ち上がりに少々時間が掛かる。蛍光灯はオンオフを繰り返すと寿命が短くなることもあるので、ここは考え物である。

また、今のところ電球形蛍光灯は調光(カラオケなどにある明るさの微調整をするスイッチ)には対応できない。リビングなどで細かいライティングをしたい、という方にはお勧めできない。

ただ、ヨーロッパでも省エネのため『白熱灯禁止』なんて話も聞こえてきていて、そのうち立ち上がりが早くてオンオフ繰り返しても効率もいい蛍光灯が開発されてくるのかも知れない。

そして、器具どうこうの前に、とにかく明るく、というのを考え直すのが一番エコだったり(笑)


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