8月に着工が重なってしまったため、この3週間ほど、ずっと図面漬けでした。昨日、ようやくひと段落。最後の大阪の物件の施工図面完成。お客さんには長らくお待ち頂いてまして申し訳ないの一言に尽きます・・・

契約から着工まで日がないことが多いリノベーション。図面が仕上がるのが着工後になってしまうことが多々あります。ある程度の図面は現場に渡しているので解体工事に影響はないとはいえ、もっとスピードアップを図れるようにしないといけません。

実はまだ終わりではなくて、週明けはこの図面を製本しなくちゃいけません。これも一日作業。図面を折って、スプレーのりで貼って、という作業を、うちの分、お客さんの分、現場の分、と合計3部ぶん繰り返します。

 

施工図の製本って業者に青焼きを頼むことが多い中、自分たちでやってるのには訳があって、というのも、うちの図面、カラーなので、青焼きできないんですよね・・・
(見学会では図面を展示してますのでご存知の方もおられるかと・・・)

建具とか枠とか、木の部分には茶色、窓にはブルー、と色を使って、棚とかには影を付けて、特に枠周りでややこしい納まりが多いので、部屋の展開図は色を使い分けてお客さんにも、現場の職人さんにも分かりやすく、を心がけているつもり。

設計事務所の施工図面って、白黒で見にくい、素人には訳が分からない代物、というイメージ。
でも、せっかく私たちに頼んでもらったプラン、少しでも分かりやすく、見やすく描きたい、と思います。

・・・限られた空間でのマンションリノベーション、少しでもスペースを有効にと色々ややこしく考えてしまうので、たくさん図面を描かないとうまく伝えられる自信がないだけ・・・という話も・・・

 

ちなみに、普通の紙だと製本するとふにゃふにゃになるし、現場で破れたり、ページがめくりにくかったりするので、普通のコピー用紙の倍くらいの厚みの紙を使います。そんなにコストは変わらないうえ、これだと製本もしやすいし、ページがぴしっ、と硬くなっていい感じなのです。

ただし、図面が異常に厚くなります。いつも100ページくらいになるので3センチはゆうに越えてしまう・・・ジャンプかマガジンくらいの厚みになります。重くて持ちにくいという声もあったりなかったり・・・(笑)

でも、『これだけ厚い図面、記念になるなぁ』というありがたい声を頂くとやっぱり嬉しいです・・・ただ、事務所にスプレーのりのニオイが充満し、床がベタベタするのが問題です・・・

さぁ、図面もできたし、来週は現場周りまくれる、楽しい一週間になりそう。涼しくなってきて現場に長時間居れるようになってきたので、現場好きとしては嬉しい今日この頃です・・・

2009年8月30日