以前物件探しにも同行させて頂いた大阪のKさんの物件測量のため、西宮名塩まで行ってきました。物件前に車を停めるのは迷惑だろうと、Kさんとは駅で集合、その後歩いて物件まで向かうことに。名塩といえばそう、斜行エレベーター。メカ好きの私としては、ぜひ一度乗ってみたかったのです・・・

 

西宮名塩ニュータウンは建築家 遠藤剛生さん設計。斜行エレベーター周りはコンクリートと鉄骨の取り合わせ。住戸はRC造にグレーのガルバリウム葺きの屋根が特徴。全て同じ形、ではなく、棟ごとに形状がそれぞれ違う。でも低層住戸であることは共通していて、それぞれが斜面の高低差を取り込みながら入り組んで、一つの街区を形成しています。

しかしこのエレベーター、高低差は60mもあるそう。さすがにこの階段は上れそうにない(笑)

 

低層であるがゆえ、構造は鉄筋コンクリート壁式構造。角に出っ張る柱はないけれど、間仕切りの至るところに耐力壁が出てきます。宝塚の物件も壁式構造でしたが、大きな大空間は取れないものの、隅部を有効に使えるのは壁式のメリット。それに低層なのに眺望が素晴らしいなんて贅沢な話なわけですし。

今回、もともとキッチンがあった場所は暗く狭いので、和室側にカウンタータイプとして新設、もとのキッチン空間を収納にしようという話になっています。

 

例のごとく、私が測って池ちゃんが撮るという採寸。紙に書くと間違いが起きる可能性があるので全て写真で残します。後で何度でも見直しできますしね。

しかし、今回はまだ売主さんがお住まいの中での採寸・・・お子さんが昼寝の時間に当たってしまい、気が焦る焦る・・・しかし家具があると採寸って難しくなります。家具のないところを恐る恐る測る感じなので、どうしても時間が掛かる・・・

 

壁式構造の場合、抜ける壁かどうかは叩いてみる。コンコン軽い音なら石膏ボードでできている『非耐力壁』の可能性が高い(これもGL張りされていると分からなくなるけど)。それと、壁の厚みを見る。ただの間仕切り壁なら60ミリ前後の厚みがほとんどだけど、耐力壁なら最低でも150ミリ、厚いものなら200ミリを越える。

耐力壁は絶対に抜いてはいけない。例えちょっとでも。この壁が自分の家、そしてその上の部屋を支えてくれているわけですから。

ただ例外もあって、例えば上の写真。建具部分だけ壁が薄くなっています。この部分は抜ける。おそらく、他の住戸ではここが和室になるプランもあるんだろう。引き違いの引き戸も付けられるようにコンクリート躯体を統一化しているものと思われます。こういう箇所が結構あるのです。

 

この物件にはとても広いルーフバルコニーが付いているんだけど、一角だけ屋根と壁に軽く囲まれた4畳ほどの空間がある。ご主人と二人、いいねぇここ、書斎とかにしたら最高だね、と(笑)

ただ、バルコニーには建具付けたりという造作はできません(どのみち大規模修繕のときに撤去させられます)。せめてウッドデッキにして、テーブル置いたりしてもいいよね。ここで飲むビールはうまいぞきっと。その際は必ずお邪魔いたします。ええ、呼ばれなくても行きますよ(笑)

 

なるべく早めに終わらそうと思うも、結局2時間掛かってしまい、売主さん、Kさんにはとてもご迷惑を掛けてしまいました・・・申し訳ありませんでした、皆さんいい方ばかりでいつも助けて頂いています。感謝です・・・

帰り、斜行エレベーターを待っていたら池ちゃん暴走。猪名川育ちの血が騒いだようで、一人階段を降りて
いきます。まぁ、結局同じタイミングでゴールしたのですが・・・弱点の膝(右)が痛くなったようです。下りの方が膝に来るからなぁ(笑)

Kさん、長い時間ありがとうございました。ご提案をお待ち下さいね。色々やりくりしてみます。

2009年9月8日