いやぁ、一昨日くらいから暖かい暖かい。
そう、暖かいと言えば、低温水式床暖房を取り扱っているトコダン企画販売さんがご来社。

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以前(3年ほど前ですかね)に大阪府豊能町にある事務所にお伺いした際、
低温水式床暖房システム「うらら」について、いろいろと教えて頂きました。

その時のブログはこちら⇒「無垢杉床と床暖房試験

その際、木のマンションリフォームでの床暖房の実現に向けて、私たちが標準として使っている丸岡材木さんの杉フローリングで本格的な実試験をして頂きました。

っというのも、低温水式の床暖房とはいえ、熱源から銅配管に55℃くらいのお湯を通すと、
その熱が床暖房パネルに伝わり、パネルの表面温度は、48℃くらいになります。

で、その上に、杉床を張り、人が触れる面は熱くも冷たくもない25~28℃ほどになります。
しかししかし、その反対、パネルとの接地面は48℃なので結構過酷。。。(汗)

人間がこんな過酷な環境に居ると、汗をかいてカラカラになりますよね。それは木材も一緒。

じゃあ、そのカラカラは一体どれくらいの変化なのか?丸岡材木さんの杉板だとどうなるのか?
変化が出た場合、それは生活に支障が出るレベルなのか?などなど、、、

そういった不安を解消する為に、実試験をして頂き、ひねりや反り、又は縮み等の変化がどれくらい発生するか確認したところ、生活に支障の出るような変化は発生しない事が分かっています。

その時のブログはこちら⇒「無垢杉床フローリング床暖房試験(低温式)

リンク先のブログを読んで頂ければ書いてますが、床材1枚あたり、1.2ミリ程度の縮み、とのこと。反りやひねりはほとんどなかったようです。

実験に使った材の含水率は10%弱と安定していましたが、こうした床暖房システムを使うとなると、一定した乾燥の質・現場での管理が重要になってくるのかなと思いました。

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本日ご案内頂いたのが、厚さ12mmの床暖房式パネル。

銀のパネル面はアルミ放熱板。凹み部分に銅管が嵌めこまれます。
銅管の中を、あつ~いお湯が通って、その熱がアルミ放熱板に伝わり、その輻射熱で室内空気や壁・天井が暖められ、お部屋全体から暖められるといった感じ。

上にも書きましたが、杉床の表面は25~28℃ほどにですので、電気カーペットみたいな暖かさとは異なります。

部分的な暖房ではなく、できる限り全体に床暖房を施工して室内全体を温めて、温度分布の差をなくす事が大事だそう。

その上、天井・壁・床面の断熱をしっかりと施せていれば、床付近の温度が高めで、天井付近の温度がちょっと低めっという、頭寒足熱の室内環境になるとの事。。。

ちなみに、某工務店のシャチョウさんに教えて頂いたのですが、熱くも寒くも感じない(中立温度といいます)温度が、おでこが22℃。足元(くるぶし)で26℃だそう。理想的な環境といえるのでしょうか。

ここらへん、もうっともっと勉強しないけいけませんね。。。いろいろな方に聞いて回ろうっと。

image_1写真 (1)

その上に杉板を乗せると、こーんな感じ。厚さ30ミリなので、捨て貼り無しでOKだそう。

今回、案内してもらったタイプは、床暖房パネルと根太がセットになっているので、施工手間が
だいぶ少なくなった様子。

また、私たちが行う木のマンションリフォームの場合は、遮音性能確保の為に乾式二重床の施工をする事がほとんどですので、リフォーム前よりも床面が上がる事が多いです。

その為、築年数の経った物件だと、梁下高さがかなり低く抑えられている事もありますので、床暖房の導入時でも通常より12mmアップのみでいけるというのは魅力に感じますね。

だいぶ春らしくなってきましたが、どなたか床暖しません?(笑)

2014年2月28日