小上がり寝室と小下がり和室のある木のリノベーション(三田)小上がり寝室と小下がり和室のある木のリノベーション(三田)
Fさんのお住まいインタビューです(2014/02/15)

インタビュアー:スタッフ 濱田

2011/12竣工 RCラーメン構造 1990年築 91.93㎡

<完成写真はこちら>

<工事中のようすはこちら>




『あ~こんな家に住めたらええなぁって思ってただけなんですよね』

インタビュー時のFさん邸●まず始めに、この物件はもともと住まれていたんでしょうか?

(ご主人)そうそう。もともと住んでて、リノベーションしました。

 ●リノベーションを選んだ理由を教えて下さい。

(ご主人)もともとリノベーションするつもりは全く考えてなくて、たまたまインターネットで見てたら無垢材でマンションリノベーションした写真を見つけたんですよね。

 (小谷)うちの昔の事例ですね。

(ご主人)そうですね。あの写真を見て「あ、なんやこれ」と思って調べてたら、マスタープランさんのホームページであることがわかって。そこでリノベーションっていうのがあるんだと初めて知って。こんな改装できるんやったらええなぁって単なる憧れだけで。特に自分の家をリノベーションしようとかそういう気は全くなかったんです。

●その写真のイメージが強かったんですね。

(ご主人)写真のイメージが綺麗で。あ~こんな家に住めたらええなぁって思ってただけなんですよね。

●では実際にこの家をリノベーションしようと踏み切った理由は何かあったんですか?

(ご主人)ずっとホームページ見てて、宝塚で見学会があるって知って、是非見に行ってみようかなと思って、見に行って、最初に部屋に入ったときに、杉の無垢の床じゃないですか。足ざわりが、「わっ!なんやこれ!いいなぁ。」ってなって。もうそこからです。これは是非自分の家もやらなあかんなって。やりたいなって思って。

●行って見て、イメージが具体的になったってことですね。

(ご主人)そうですね。写真のイメージと質感を肌で感じて、俄然これは是非やりたいなと思いました。

DSC_6594●リノベーションをしようと思ったときにイメージしてたのはやはりその最初に見た写真だったんですか?例えば、この小下がりの畳スペースとか。

(ご主人)いや、それは小谷さんの提案です。一応自分で間取りとか考えて、こうしたいあぁしたいとかいうのはあって、最初に相談したときも、こんなんしたいんですって言ってわざわざ図面描いて渡したんです。

(小谷)そういえばありましたね(笑)

 ●熱心なんですね!

(ご主人)そうそう。なんせ、窓のあるお風呂にしたいっていうのが最初にあって。自分で勝手に決めてプラン考えて提示して。

で、出てきたプランがこれやったんですよね。ゆうたら全然違うんですよ。なんですけど、話聞いたらあ~なるほどなるほど。それはその方がいいやとかこっちの方がいいなとか、そんなんもおもしろそうやな、っていう感じで。そしたらもうそのままお願いしようか、ってなって。

で、見積もりしてもらって、やっぱりお金の話になるんですけど、予算もあって。ここはちょっとやめようかとかここは変えようかとかはありましたけど、ほぼご提案頂いたプランで進みましたね。

 


『やっぱりね、一目惚れなんでしょうね』『ここしかないと、ほぼ決め打ちです』

打ち合わせ時の3Dパース●リノベーションをするにあたって、何か不安だったことはありますか?

(ご主人)見学会は三回行ったんですよ。宝塚と名塩と宝塚の逆瀬川と三回行って、実際どんな感じかっていうのを全部わかってたので。当然ホームページとか、他の物件の写真とか、3Dのパース図面とかを見て。 で、このパースの図面と見学会で実際に見た感じがほぼおんなじやなって、絵を見ただけでこうなるんやっていうのがすごいイメージできたんですよね。

だからあんまりね、こうなるんやとかああなるんやとかいう不安はなかったですね。3Dパースがあったのですごくわかりやすかったです。

●たくさんリノベーションの業者があったと思うのですが、マスタープランにした決め手は何だったんですか?

(ご主人)実はね、他の工務店の物件とかも見たんですよ。見たんですけどね、やっぱりね、一目惚れなんでしょうね。一番最初に見た写真のイメージが離れなくて。もうここしかないと、ほぼ決め打ちです。 だから最初に見学会に行って、小谷さんとお話させてもらって、変な人、嫌な人やったらどうしようと思ったんですよ。ここでやってもらいたいんやけど、と。そういう不安はありましたけどね。。

(小谷)で、やっぱり変な人やったと(笑)

(ご主人)いい意味で変な人やったんで、よかったです(笑)

●(笑)見学会に行って、工事を依頼する前にこの人なら大丈夫やなって思ったってことですね。

(ご主人)そうですね。実際に見学会で手がけられた物件を見て、写真のイメージ通りだったし、人間的にも大丈夫そうやなって分かったし、技術的な背景も割りとつかめたし、今やったら適当に工事だけして、遮音とか断熱とかそういうの全然知らなくてやってる業者とかもあると思うんですよね。そういうのがないというのがわかったので、安心して任せられるなと思いました。

●打合せなど進めていくなかで、マスタープランの雰囲気や提案内容や説明方法はどうでしたか?

(ご主人)こういった図面もきっちり出してもらえるし、話もいろいろちゃんと説明してもらえるし、スムーズに行きましたね。

●逆にわかりにくいところとかはありましたか?専門用語とか、施主支給とか。

(ご主人)当時は施主支給があんまりなかったんですよね。予算の関係があってやりたいなと思ってたんですけどね。だけどなんか言ったら悪いかなという感じがちょっとあって。

Fさんと行ったショールームにて

(小谷)まぁ施主支給って言っても、最近はキッチンも造作で作ることが多いので、そういったときにガスコンロとか、食洗機とかっていうところぐらいなんですよ。あと照明器具とか。例えば、ユニットバスとか洗面台とかトイレっていうのはどうしても配管の接続や保証の問題があるので、そこはもう工務店さんに任せてますね。

(ご主人)そうですよね。だからそのへんも自分でしたいなとは思いつつもそういうところはわからないし、お金を節約したいがためのことだけやったので、あとでトラブっても困るしと思って、もうそれはやめて、もう全部お任せで。

ただ、一応うちは造作のキッチンではなくて、システムキッチンでどうしても奥さんがほしいっていうのがあったので、リクシルに一緒に行ってもらって選んだって言うことになったんですけどね。

 


『引っ越しを2回したのはほんとに大変だった』

現場にて●現場が進んでいってる間は何回か見に来られたんですか?

(ご主人)そうですね。2、3回かな。逆にあんまり見たくないというか、出来上がって「わ~!」っていう感激を味わいたいっていうのもあったんで。ただ、図面やパースを先に見てるんで、こうなるっていうのはわかってたんでね。(笑)

(池田)奥さんの最後出来上がったときのテンションの上がり方がすごかったですよね。

(奥さん)すご~い!ってね(笑)

(小谷)見学会の朝やったかな?「わぁ~」って驚いてはったんはすごい覚えてる。

(奥さん)多分想像力が・・・主人はパースとか見てスッと入ってくるんでしょうね。

(ご主人)想像力ないんでしょうね(笑)

(小谷)女性はみんなそうですよ(笑)

(ご主人)ほんまに絵の通りやなぁって。そういう意味では感激しましたね。

●工事中楽しかったことはありますか?

(ご主人)2,3回見に来てどんどん出来上がっていくのが見えたので、わくわくしましたね。早く早く!って。

(池田)工事の最初の方ってあんまり進んでる感じしないんですよね。壁とか天井とかは最後に一気に仕上がりますからね。

(ご主人)ほんまやったら毎日来て、毎日見ときたかったんですけどね。

(池田)そういう方もいらっしゃいましたよ(笑)

●逆に大変だったことはありますか?

(ご主人)引っ越しを2回したことですかね。こっから出て行くのと、帰ってくるのと。あと、またお金の話になるんですけど、当然全部現金で払えるわけではないので、ローン組まなあかんので、住宅ローンの手続きとかね。そういったことくらいですね。

それと、引越しするときにうちは当然昔の嫁さんなので、嫁入り道具をいっぱい持ってたんですよ。

(奥さん)昔の嫁さんって!!(怒)

(ご主人)最近はあんまりないでしょ。鏡台とか、タンスを二竿三竿セットで持ってきますやん。そんなんがいっぱいあったんですよ。それを全部処分したんです。それもレンタカー借りて、息子を奈良から呼び寄せて、ここから運び出して、三田のクリーンセンターに捨てに行ったんです。

そういった作業的な苦労はありましたけどね。

(池田)こういう機会じゃないとなかなか処分できないですよね。

リフォーム前のフローリング。表面が剥がれていた●思い切りましたね。

(ご主人)あれって値段高いじゃないですか。

(池田)それもそうだし、ご両親に買ってもらったものですしね。

(ご主人)うちは自分で買ったんですけどね(笑)

(小谷)結構モノありましたよね。そっちの部屋とかもいっぱい詰まってましたよね。

(ご主人)息子のベッドと机があって、こっちは和室やって、和室にタンスがあって・・・

(池田)そうそう、ここらへんにダイニングテーブルありましたよね。床がだいぶ紫外線で焼けてましたよね。

(小谷)表面剥がれてベニヤ見えてたやつね。写真よく使わせてもらってます。合板フローリングはこうなりますっていう見本に(笑)

●思い切って断捨離されたんですね。

(奥さん)でもまぁ、もう全部捨てようって前から言ってたしね。

(ご主人)見てもらったとおり、きっちり全部入ってますね。

(池田)仮住まいして戻ってきたときから荷物の量は減らしてないんですか?

(ご主人)うん。出て行くときに全部捨てて、当然引越し先はそんなに広くなかったので、そこに入る分しか持って行けないので。

(池田)結構捨てきれずに戻ってきた時にオーバーしてしまう方も多いんですよ。

 


『真冬でも素足だけで過ごしたんですよ。さすがにしもやけできました(笑)』

●木のおうちになってから、何かライフスタイルで変わったことはありますか?

(ご主人)見ての通り1LDKの生活になったので、家族みんなこの辺におるわけですよ。いつも顔が見えて、奥さんが台所になにかしながら僕がここにいても話できるし。バラバラにおるんやけど、みんな一部屋にいるから遠くにいながら話せるんですよ。

(小谷)ええ台詞ですね。タイトルになりそう(笑)

(ご主人)いっつもみんなで一緒にいますよ。娘の部屋が向こうにあるけど、もうおらずに寝るだけです。ずっとこっちにいる。居場所がいっぱいありますよね。僕なんか、そこにもよう座ってるし、こっちにも座るし、ここにも座るし、あそこにも座るし、あっちにも座るし、あちこちに座ります。

(小谷)やっぱり居場所って『座れる場所』なんですよ。テーブルがある横の床にはなかなか座らないですけど、床に座るところは何かしら囲ってあるので、落ち着くっていうのはあるんでしょうね。

キッチンについて語る奥さん●奥さまは何か変わったことはありますか?

(奥さん)やっぱりみんなが集える空間になったことかな。

●家事とかはどうですか?

(奥さん)もともと台所はここで、洗面は向こうにあったからその分は動線が短くなって、スッといけるからいいですね。

(ご主人)動線が一本になってシンプルになっていいですよね。

(小谷)風通しとか、いつも夏はどうしてはるんですか?玄関の網戸を使ってるんですか?

(ご主人)玄関を開けない時でも、このへん全部開けますやん。そしたらバンバン風通りますよ。どうしても、風通らんな~今日はあんまり風ないな~っていうときだけ玄関開けるんですよ。そしたらまたス~っと通ります。

(奥さん)玄関は網戸だけやから主人がいる時しか開けないんですよ。

小窓のあるトイレ(ご主人)防犯の面で、気になるのでね。奥まってるから視線とかは関係ないんですけどね。

(小谷)それ一番強みですよね。この物件の。あの洗面の小窓も風通りますか?夏は全部開けてるんですか?

(ご主人)夏は開けてます。風通りますよ。あれ開けなかったら、夏トイレ入ってらちょっとむっとした感じがあるんだけど、あれ開けてると全然それがない。ただ、音がじゃじゃ漏れになるので(笑)

(奥さん)人いるとき閉めたり、洗面使ってたらね(笑)

(小谷)風が通るってことはそういうことですね(笑)

●夏は風通しがいいんですね。冬の住み心地はどうですか?

(ご主人)窓がいっぱいあるのでその寒さはあるんですけど、でも暖かいですよ。床も暖かいしね。僕はスリッパ履かないですもんね。

(奥さん)私はね、どうしても冷え性やからね、履いちゃうけど。

(ご主人)去年なんかはね、素足で過ごしましたよ。靴下も履かずに。真冬でも素足だけで過ごしたんですよ。でもさすがにしもやけできました(笑)で、今年はさすがに靴下履いてます。

(小谷)無理はしないで下さい(笑)

リフォームから3年経った杉床(ご主人)去年はね、そんな無理したつもりはなくても素足で過ごせたんです。やっぱこう気持ちいいじゃないですか。裸足で歩くの。

(小谷)奥さんは基本スリッパ履いてるんですか?女の人って男の人とやっぱり体感温度が違うから。

(奥さん)履いてます。結構冷え性やから・・・

(小谷)前の家と比べたらどうですか?やっぱスリッパ履いたらそんなに関係ないですか?なんか気づくことってないですかね?女性の目から見て。

(奥さん)夏はね、もちろん裸足やからいつも気持ちいいです。

(小谷)リフォームする前ってどうでした?夏は素足でしたか?

(奥さん)スリッパ履いてたかな。

(小谷)合板のフローリングって夏でも冷たくないですか?

(ご主人)冷たいし、ペチャペチャした感じがありますよね。

(小谷)僕あれ夏でもダメなんですよ。すぐ冷えてお腹痛くなるんです。

(ご主人)夏でも冷える感じですか?

(小谷)冷えるんです。夏でも靴下は履きたいかな。裸足ではちょっと居られません・・・

(奥さん)そういえばスリッパ履いてたね。夏用のスリッパね。

(ご主人)履いとったなぁ。

(奥さん)でも今は夏は素足です。春とか夏になると陽が入ってくるじゃないですか。天気のいい日。リビングの真ん中くらいまで入ってくるから、そしたらそのあたりに寝そべるんです(笑)

(ご主人)すごい気持ちいいですよ。ここで寝転がるの。もう最近は木のにおい全然感じないんですけど、さすがに寝っ転がると、ちょっとね、ほわ~って木のにおいを感じてね、あぁいいにおいやなって思います。

(小谷)木のにおいって麻痺しますよね。

(ご主人)麻痺しますね。もう全然わからないんですよ。

ただ長期出張することがちょくちょくあったんですけど、帰ってくると、お!木のにおいするわ!って思います。


『ここでね、座って音楽聞いてるとね、寝てまいますよ』

●一番お気に入りの場所はどこですか?

丸テーブルとキッチン(奥さん)私はやっぱりキッチンに立つことが多いので、ここから見える景色が好きです。

(池田)キッチンから見える景色だいぶ変わりましたよね。

(ご主人)ここ壁があったからこの窓全然見えへんかったしね。

(奥さん)うちはシステムキッチン入れて、無機質じゃないですか。で、床が木で。無機質な感じと木の感じの組合せが好きなんです。

(池田)また白のキッチン映えるんですよね。白のレンジフードもいいですね。

(ご主人)この丸テーブルもいいでしょ。買ったんです。

(池田)ご飯はここで食べるんですか?

(ご主人)ご飯はこっちで食べて、そっちはちょっとパーティーするときに。

(奥さん)鍋とかするときは向こうですね。

(小谷)鍋パやね。鍋パ。

(池田)テーブルふたつ置けるっていうのはいいです ね。

(小谷)なんかすごいいいよね。贅沢やわ。

小上がりに腰掛けるご主人(ご主人)こっちのテーブル大きいからなんか作業するのにもいいんです。

(池田)ゆったり置けるっていうのはやっぱり広いからですね。

●ご主人はどこがお気に入りですか?

(ご主人)僕は畳の小下がりスペースですね。それか、小上がりのところに腰掛けるのが好きです。

今は冬だから開けてないけど、ここ全部窓を開くと、空がパァーっと見えるんです。こっちは山が見えるわけですよ。この雰囲気が、ここから見える景色が本当に好きです。

(池田)こっち側は景色邪魔するものが何もないですもんね。

(ご主人)何もない。もう空しか見えない。

(小谷)今結構邪魔するもんあるけどね(笑)

(ご主人)今、、今はね。(笑)

(池田)今は景色よりも暖かさ優先なんですよね!(笑) (ご主人作の断熱窓開ける)

(小谷)さむっ!

(池田)こんな効果あるってすごい。

ご主人製作のポリカ断熱窓●これはマスタープランの設計ですか?

(小谷)いや、違う違う。これは設計施工ともご主人。

(池田)これ下はどうやって留めてるんですか?

(ご主人)下は留めてない。置いてるだけ。だってかっこ悪いやん。夏は取るから。上と横だけは両面テープで留めてるけど。

(池田)でも、これだけ光入ったら冬としては十分ですね。

(ご主人)今日でも天気良かったらここからも陽入って、すっごい暖かいんですよ。エアコンいらんくらい暖かくなるんですよ。

(小谷)これ、自宅で真似させてもらおう(笑)

ちなみに、私たちが内窓を提案するようになったのは、Fさんちがひとつのきっかけになってます。やっぱり寒かったから。春先に採寸したときに、その出窓で結露が起こってて。窓からほとんど熱は逃げるので、内窓つけたり断熱改修って大事やなっていうのはかなり意識させてもらいました。

●ここ(テレビ前のこたつ)本当特等席って感じですよね。ご主人が座ってる画が想像できる(笑)

小下がりでくつろぐご主人(ご主人)そうそうここは特等席。座りましょうか?(笑)ここでね、座って音楽聞いてるとね、寝てまいますよ。

●スピーカー立派ですよね。

(ご主人)ここはね、オーディオルームなんです。

●ここで成り立ってますもんね。。シアタールームみたい。

(ご主人)そう、シアタールームでもあるんです。で、もうこの枕があるからすぐ寝れます(笑)

 


『もうこんだけやったんやから、しゃーないなと思いますね(笑)』

●このリノベーションでいろんなことをされたと思いますが、これはやらなくてよかったなとか、ここはこうしておけばよかったなと思うことはありますか?

(ご主人)それがねぇ、ないんですよね。ほぼないんです。

(奥さん)あ、トイレの扉の上の窓。私がお願いして付けてもらったんだけど、高すぎて座ったらそこまで目線が上がらないみたいな。でも誰か入ってるっていうのはわかるから、はい。だから私からしたら洗面との間についてる窓だけで十分だったかな。

(池田)あの窓あるだけでだいぶ解消されるんですね。

(奥さん)いろんな要素がね。その窓と、木の床と広さと、トイレとかすべてで。(笑)

 

●今回のリノベーションの費用対効果としてはいかがですか?

(ご主人)まぁ費用はかかったけど、それはもうこんだけやったんやから、しゃーないなと思いますね(笑)効果はもう絶大なので。十分満足しています。これをやらんのとやったのでは、住み心地が全然違うので、やってよかったなぁと思います。

(小谷)さすがに木の家に2年住むとどうですか?前の家のこととか忘れてませんか?

(ご主人)忘れてますね。リフォーム前の写真とか一応全部撮っててたまに見ると、あぁこうやったなぁって思い出すんですけどね。ほとんど忘れてますね。もう戻れないですね。

うちの娘が言うんですけど、こういういい環境で住んでますやん。嫁に行くところがここ以下のところには行かれへんと。そんなんゆうてたらいくとこないぞと、こんなとこ住んでる人なんかおらへんぞって言ってるんですけどね(笑)

インタビューのようす(池田)娘さん(二十代)の年代でこういう木のいえはどんな風に思ってるんですかね。あんまり工事中とか来られなかったですよね?

(ご主人)最初は全然見てないし、全く興味もなかったんです。図面も見せたことないし、本人も興味ないから見たいとも見せてとも言わへんし。

(池田)お父さんとお母さんがやるっていうから、みたいな感じですか?

(ご主人)勝手にやってるわ、と。私の部屋はあるんやね、あるんやったらいいわ、好きにしといてって(笑)でも実際できてからめっちゃ気に入ってますからね。

(奥さん)でもあれ、杉床のサンプルあるじゃないですか。あれをもらったときに『ちょうだい』って言って、自分の部屋に持って行きましたからね。においが好きって言って。

(小谷)素晴らしいですね。ちょっとお小遣いあげなあかんな(笑)今日おってもらったらよかったなぁ。

(ご主人)あの板どこやったんかなぁ?

(奥さん)あの板クローゼットに入れてる。服のあたりに。

(ご主人)そう、服に杉のにおいつけようかなって言うて。

(小谷)嬉しいですね(笑)

 


『いろいろ知識貯めてからお願いしたほうがいいんでしょうね』

●これからマンションリノベーションを考えている方に何かアドバイスなどがあればお願いします。

インタビューのようす(池田)ずっと気になってたのが、最初に見学会に来てもらってからご依頼までかなり時間ありましたけど、結構考えたりいろんなところ見たりされてたんですか?

(ご主人)いや、それはね、失礼ながら、いろいろスキルをあげてもらいたかったんです。マスタープランさんもリノベーション本格的に始めてまだ1件目か2件目くらいだったですよね。

その頃にマンションのリノベーションやってるところなんかほとんどなくて、是非お願いしようと思ったんやけど、もうちょっとこうスキルをあげてもらっていろいろノウハウを貯めてもらって、うちにいっぱい問題があったらそれを全部解決してほしいなっていうのがあったんです。

そういうのを考えてちょっと期間を空けてたんです。それと、うちの子どもの入学とか就職のタイミングと、あと、奥さんを洗脳する時間が要りました。

●え!奥さんはリノベーションするの反対だったんですか?

(ご主人)最初は全然興味なくて、お金かかるんやろ、もうそんなんせんでいいって言うのをちょっと洗脳せなあかんなって。見学会もついてきただけで、「あーそう?」くらいで。

(小谷)覚えてます。熱心なご主人と、どこに連れて来られたの?みたいな奥さんと(笑)

(奥さん)ほんとそうですよ。ふ~んって感じでしたね。最初はついていっただけした(笑)

(ご主人)まず見せなあかんと。連れて行くだけ行って、とりあえず印象だけ残しとこうと。で、二軒目の名塩で、ちょっとこれはもっともっと本気にさせなあかんなと思って、事前にいろいろ説明をしといて。

(奥さん)そんなに本気やったんやね、と。それまでにね、そんな話も聞いてないし、自分で勝手にねぇ、いろいろ調べてやってるし・・・

(小谷)いや、でも夫婦はね、バランスですよ。こういうご主人がおってくれて、こういう奥さんがいて。

(池田)全く逆のパターンの家庭もありますからね。ご主人が全く興味なくてっていうね。

(小谷)割合もそちらの方が多いですね。女性のほうがやっぱりよう調べてますし。

(ご主人)まぁだからアドバイス言ったら、自分でいろいろ知識貯めてからお願いしたほうがいいんでしょうね。でないと後々、こんなつもりじゃなかったってなったら損なんでね。

名塩の見学会にて、Fさんと小谷。●実際に見学会で実物を見てるっていうのも大きいですよね。

(ご主人)そうですよ。大きいですね。行って、見るだけじゃなくて、話も聞いて。

最初の見学会のとき、覚えていらっしゃるかわからないけど「この床厚さは何センチあるんですか?」って聞いたんですよね。そこで、実はこの床上がってるんですよという話とか、普通の床より厚い板を使ってますっていうのを聞いて、あぁそうか、じゃそんなんも調べてみようかっていろいろ調べてね。

(小谷)全然覚えてないです(笑)だって一番最初の見学会っていつ?2009年とか?

(池田)僕入りたてやったんで、5年くらい前ですね。

(小谷)その頃のことを知ってくれてる人って実は希少で。そのときに見学会来てくれてた人って何人かはOBさんいらっしゃいますけど、そっから来なくなっちゃった人のほうが割合多いので。

(池田)一番最初の見学会に来てくれて、こうやって仕事になったっていうのはここだけだと思います。

(ご主人)そのとき三田市がテリトリーに入ってなかったんで、それも気になってたんですよ。で、名塩の見学会行ったときに、うち三田なんですけどやってもらえるんですか?って話聞いて、大丈夫ですよっていうので。

●最初はノリ気じゃない人に向けてのアドバイスとかなんかありますか?ご主人を信じろ!とか(笑)

(小谷)信じるな!とか(笑)

(奥さん) そうですね(笑)でも、結果的にすごい住み心地のいい家にしてもらえたしね。

(池田)奥さんはいつ、どのくらいのタイミングからノリ気になり出したんですか?

(小谷)引き渡しの前の日とか?(笑)

(ご主人)でもいろいろこう、ああしたいこうしたいとかいうのは、相談しながらね。

(奥さん) 水周りは絶対、そこだけは譲れない!っていうのがあるから。あとはもう好きにしてって感じだったので(笑)

(小谷)だいぶ許してもらえましたね(笑)やっぱりバランスやね。いろいろインタビューとか打ち合わせさせてもらうと、夫婦ってうまいことできてんなって思いますね。

(池田)夫婦とも住まいに対して興味がありすぎると、なかなかまとまらないですよね(笑)

最後にみんなで記念撮影●では、最後に今後のマスタープランに望むことは何かありますか?

(ご主人)これはね、是非、小谷さんに偉い人になってほしい。有名になって、あんな人に俺んとこ頼んだんやでって自慢できるようになりたい。あの人の名前知ってるやろ?ここつくってもらってんやでって言えるようになってほしいなって。

(小谷)ご期待に応えられそうにないですけど(笑)

一番最初に来てもらった見学会が、僕らのマンションリノベーションのとっかかりくらいなんですけど、そこからマンションリノベーション、しかもこういう材料を使ってやり始めて。その後2,3年してからセミナーでしゃべらせてもらったりして今に至るんですけど、まぁ~、誰も真似してくれないんです。

戸建てでずっと設計してきた人はマンションに抵抗があるみたいで。マンションに住んだことないっていう人も多いんですよ。僕は団地にしか住んだことないんですけど、作り手がまだ発展途上な気はしますね。ちょっとずつは増えてきてはいるけどね。いろんなところでしゃべっている割にはそんなに広まらないっていう。

(ご主人)これだけマンションがあるんやから、どんどん需要は増えていくばっかりやと思うんですけどね。

●Fさん的には木のリノベーションを薦めていきたいですか?

(ご主人)もう、是非みなさんやった方がいいですよ、と。ちょこちょこ壊れたから風呂入れ替えようとか、キッチン入れ替えようかとか細々するより、ドーンとやった方が絶対いいですよ、と。全然後悔の『こ』の字もないです。本当にすべてがうまいこといったな、って感じで。いい出会いがあって良かったなぁって。




Fさん、インタビューありがとうございました!いつになく(笑)の多い、脱線しまくりのインタビューになってしまい申し訳ありません(笑)私たちの木のリノベーションを最初から知って頂いているFさんのご意見は非常に参考になりました。初心を忘れず、偉い人になれるようがんばります!お土産のコヤマロールありがとうございました。三田で一番うれしいお土産でした!(笑)またメンテでお伺いします!

2014年3月8日