最近SNSでも投稿がとても多かった例の映画、観てきました。queenの伝記映画、ボヘミアン・ラプソディ。

個人的にqueenは名前は知ってたものの、CD買ったのはたぶん30歳前後。
当時CMでよく使われてたのを聞いてベスト盤買ったクチなので、ファンとしてはもう後発も後発のにわかなわけです。

デビューが1973年、初来日が私の生まれた1975年、フレディ・マーキュリーが亡くなった1991年に私は16歳。
当時はなんか上半身ハダカのちょっと変なヒゲのおじさん、くらいの印象しかなかった。
そんな私がね、たぶん観ても感動もしないんじゃないか、なんて思ってたわけですが・・・

・・・いやぁ、泣いた。映画館でこんなに泣いたのはじめて。特に最後のライブシーンはずーっと涙流れっぱなし。
となりの嫁さんにバレないようにもう流れるがままに任せました・・・(笑)

専門家のレビューみると、フレディ美化しすぎとか、脚本がいかにもステレオタイプな成功物語だとか、まぁ色々あるとは思います。
でも生まれや境遇にコンプレックスを持った若者が、持って生まれた天才性を駆使してスターダムにのし上がっていく、という王道ストーリーにはみな飽きているよね。

強い光によってできる暗い影の部分の細かい描写、特にフレディの孤独が成功では少しも満たされないところに、なんか日本人の今置かれている現状というか、成功ってなんだろう?という自問自答というか、感情移入してしまうところがあるんじゃないか、と私は思った次第。

数十年に一度生まれるような天才は、夭折する人が多いし、私生活では不幸というケースが多い。いや、私生活をうまく送れない人にこそ天才性が潜む、とも言えるかもしれない。

もちろんクイーンの音楽の素晴らしさもあって、やはりラストのライブエイドのシーン。もう病気で先が長くないことを知っている(これもライブ当時、ちゃんと知ってたか諸説あるらしいけど)フレディがピアノ弾きつつ歌うボヘミアン・ラプソディが歌詞付きで流れると、なんだよ、この人こうなるの分かっててこの詩作ったのかよ、というあまりの出来過ぎ感に涙腺が崩壊。

いや、やり過ぎ演出なのかもしれないけど、まぁもうそんなのどうでもいいじゃん、だってクイーンの、フレディの歌すげぇんだもん、という説得力でございました。

ということで今事務所で映画のサウンドトラック聴きつつ仕事しています。これもライブ感あって非常に良い出来。映画も音楽もオススメですよ、と。

あまり難しいこと考えずに観て、素直に感動してすっきり、というのがこの映画の正しい楽しみ方だと思います。はい。

2018年12月5日