大阪銘木市場見学(2011年10月)

 

大阪の摂津市にある大阪銘木市場に初めて行ってきました。先日金沢でお世話になった村本さんが銘木市場に来られるという情報をfacebookで知り、無理を言ってご同行させて頂きました。村本さん、ご迷惑をお掛けしました・・・

銘木の競りってもちろん初めてみましたが、競り人がリズミカルに、まるで歌うように競りを進めていくようすは見ていて本当に飽きませんでした。こんな風になってるんだなぁ・・・と感心しきり。

 

 

ケヤキや栗、カリンに紫檀、クスノキにナラにブビンガ・・・色んな広葉樹がたくさん。うぉ~、たのし~

ねむの木の板とか初めてみました。しかし年末に大きな市があるらしく、今回の出物は非常に少ないんだそうです・・・競りの内容としても買い手、売り手とも控えめだとのことでした。色々あるんですね・・・

 

カリンや紫檀の柱もの、面白いなぁと。大黒柱や床の間の床柱用途のようですが、こういうのリビングとかに建ててもいいかも。右はブビンガの板材。幅は2m近くある・・・近くに立ってる人と比べてもらうと大きさがよく分かります。相当な値段のためなかなか売れないようでしたが・・・

 

別の倉庫にはスギの天井板がずらり・・・最近はちゃんとした和室を求める人が減っているのでなかなか需要がないとのこと。もったいない。これ、うまく使えないだろうか、と思いました。和風にならないように使う方法を一つ考えてみようかと。

 

こちら、床柱として使う松や桜、ヒノキなどの化粧丸太。きれいなんだよなぁ。これも野暮ったくならないようにうまく使えないかなぁ、と・・・やはり色々な材料を見るのは勉強になります。

結局、朝9時半に行って、3時前までずっと木を見てました・・・飽きません、ここ。よし、毎月銘木市には来よう、と決心。近いし何より勉強になる。素材に関しての知識の幅は大きく広げておきたいし・・・村本さん、お仕事の邪魔してすいませんでした・・・これに懲りずご教授宜しくお願い致します。

で、実は明日は丸岡材木の岡本くんと吉野の木材市行ってきます。市場2連発(笑)

今日はたらふく広葉樹を見せてもらったので、明日はスギとヒノキをたっぷり堪能してきます!