間接照明の光源(白熱電球・蛍光灯・LED照明)
この事務所に越してきて早2年半。先日、間接照明の蛍光灯3本のうち1本が切れました。40型蛍光灯の定格寿命が12000時間とのこと。ほぼ一日付けっぱなしなので、朝9時から夜9時ぐらい、最低12時間は付けてるかな。
週休1日、その他休みを15日くらいで日数計算してみると、実働297日。い、一年の6分の5は仕事してるのか・・・ショック。
いやいや、そこでショック受けてる場合じゃなくて、計算してみると、
12時間×(297日×2.5年)=8910時間
あら、どうもこの子、少し早めに切れたようです。どうりで他の2本はピンピンしてるわけだ。
↑大阪堺Y邸。ホビースペースから廊下をみる(施工例ただ今編集中)
プラン提案時にベース照明として間接照明を入れることが多いです。光源が直接目に入らない(グレア防止)し、天井で一旦反射させてから落ちてくる明かりはぼわっとしててあったかい。本当は白熱電球の方がいい色出るんだけど、コストや発熱量、寿命など考えるとやはり蛍光灯をお勧めしてしまう。
なので毎回、事務所のと同じ型番の安い蛍光灯に、電球色の蛍光灯を取り替えたものを使っていて、これがスタンダードになっている。
一般家庭なら、一日8時間付けたとしても、1500日は持つ計算。うまく行けば4年くらいは持つわけだ。白熱電球だとほぼ毎年替えないといけないはずなので、手間は少ない。
施主の皆さん、そういうわけなので4年後は交換宜しくお願いします。
(蛍光灯はON・OFFの回数が多いと寿命が短くなります。あしからず。)
ホームセンターに寄ったついでに蛍光灯購入。一本980円也。一昔前だと直管40型の、しかも電球色ってなかなか売ってなかったけど、最近は家電量販店やホームセンターどこでも売ってます。便利になりましたね。
↑交換前。一本切れてるだけでだいぶ暗い。夜遅くはペンダント消して間接照明だけにしてることが多いので特に暗く感じる。
↑交換後。あ、あかるい・・・生き返った感じがするよ・・・
蛍光灯って新しいのと切れかけの古いのでは明るさが違うもんですが、旧2本と比べても明るさの違いは感じない。旧2本のほうが若干端が黒いような気はする。やはり寿命より早く切れてしまったようです。

※エコリカHPより写真引用 http://www.ecorica.jp/led/product/spec/def_ecl-l40wh.html
ちなみに最近、LED照明が話題になってますね。液晶テレビもバックライトにLED使ったものが出回り始めたり。実はこの機会にLED照明にしてみようか、なんて少し考えていたの・・・
ちなみに40型だと消費電力は20Wくらいと半分弱に。寿命は50000時間とのことで4倍強になる。半分の4倍ってことは8倍以上オトク?と心が動くも、イニシャルコストは1万円前後。蛍光灯の10倍近くする・・・エコリカにいたっては3万円くらい・・・
いろんなメーカーがあってどれがいいのか良く分からないし、電球色のラインナップも少ないようだ。調べてみるとまだまだメリットは少ないようなのでやめた・・・
大体、器具が2000円ぐらいなのに電灯が10000円以上というのがどうも気に入らない。
・・・きっとこの蛍光灯が切れるころには大手メーカーから安いの出てるだろう・・・(笑)

※シャープHPより画像引用 http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/select/lineup/standard/index.html
ちなみに事務所内は全て蛍光灯に替えてますが、トイレ照明のみ白熱ダウンライトを使ってます。LED照明も電球形タイプは色々出回ってるので、トイレだけLEDにしてみようかな、と思ってます。
そもそもLED照明はその性質上、ダウンライトとかの方が向いてます。こちらは60型で消費電力7.5W、寿命40000時間、発熱量も圧倒的に少ない。価格も3000円ちょっと。白熱電球と替えるならこれは買いですね。
価格.com - シャープ/SHARP LED電球 DL-L601L (電球・蛍光灯) 通販価格
しかし形状的にペンダントライトなどに使うのはまだまだ難しそう・・・
でもこれなんか面白そうです↓
三菱電機 電球形LED電球 パラトン PARATHOM・CLASSIC
価格も2000円前後だし、全体的に光りそうだし、ええやんこれ、と思ったものの、明るさが10W電球クラス・・・く、暗すぎる・・・どっちにしてもLED照明、まだまだ時間が必要な分野ですね・・・
究極のバリアフリー『上吊り引戸』
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引戸が好き、とホームページやら情報誌やらで書きまくってますと、色んな方から『私も引戸好きです!』というお声を頂き、やっぱ日本に生まれてよかったなぁ、としみじみ思います。
さて、そんな引戸なんですが、これまた掘り下げると色んな方法がありまして、最近、特に使うのが『上吊り引戸』というやつ。
左の図のように、戸の上枠(鴨居)にレールが、戸には滑車が付いてて、上から吊るような状態になる引戸です。
一般的な引戸は押入れフスマのように、鴨居と敷居に溝が彫ってあり、そこに戸をはめ込む形式になります。こうなると、床に溝ができてしまうため、空間的に区切られてしまうという欠点があります。
上吊りにすることで下には何もなくなりすっきりするし、掃除なんかもしやすいのです。段差も完全になくなる、究極のバリアフリー引戸ということになります。
↑5月に完成した東灘の家。リビングの引戸は壁の隙間に納まる引き込み戸としています。引き込みの場合、戸を入れる、または外すということが簡単にできるようにする必要があり、こういう時に上吊り引戸は向いています。もちろん、レールがなくなるので床もすっきりバリアフリー。

当然、いいことばかりではなくて、戸の横に吊り金具が見えてくるし、戸がふらつきやすくなったり、隙間が大きくなりやすかったりと、全ての箇所に向いているとは言えません。
コストも普通の引戸より高くなります。
なので廊下からリビングへの入口など、床の仕上げ方向に直行するように引戸がつく場合は、床にレールがなくなるだけで繋がり感は高まるのでお勧めです。


↑姫路賃貸リノベーション。賃貸という限られた面積、ドアは通行の邪魔だけど引戸にするのは狭くて難しい。そこでサニタリー入口は上吊りの特性を活かし、玄関の開き収納の前にスライドする引戸としています。土間の上に戸が浮いている状態なわけです。
なお、上吊りは引き違い戸にすることは可能ですが、三枚引戸などはできません(できる金物もありますが、あんまりお勧めしません)
なので収納や間仕切りなどでの三枚戸や引き分け戸の場合は、床に『Vレール』という特殊なレールを埋め、床がフラットになるようにして、扉には『戸車』という小さなタイヤみたいものを入れて、スムーズに戸が動かせるようにしています。
Vレールは金属製のものが多いのですが、無垢材に合わせて竹でできたものを使って、床材との違和感を無くすようにしています。
マンションリノベーションは限られた箱の中で、最大限有効に空間を生かす必要があります。特に廊下などは建具の場所の取り合いになる。日本人のライフスタイルにしっくりくる、それが引戸の最大の魅力。
マンションを引戸だらけにしていくのが私の使命です(笑)
やっぱり引戸が好き
家の中で建具が受け持つ役割は大きい。
部屋を仕切る、隠す、区切るといった機能もさることながら、それぞれの空間のつながりっぷりや開放感も建具の素材や寸法次第でかなり変わる。
前に情報誌に書いたけれど、メーカー既製品の建具はリノベーションに合わない。
雰囲気やデザインもそうだけど、寸法や素材の自由度が低すぎるし、無垢の床にプリントの木目では建具がとても薄っぺらいものになっちゃう。
ほぼ白熱電球な電球形蛍光ランプ
最近家庭での省エネは必須項目。で、特に気になるのは冷暖房と照明。エコ推進派として、照明器具に関してはなるべく蛍光灯器具を薦めている。ほんとに、電気代がかなり変わってくるから。
建築関係者(特に設計者)の中には『白熱電球こそ照明だ』みたいな意見もあって、確かに温かみとしての電球はベストだと私も思う。けど、やっぱり電気代は少なく抑えたいし、環境のことも考えると蛍光灯に軍配を上げてしまう。
むやみに明るくしたいから蛍光灯、というわけではない。あしからず。
エコカラット
北側の寝室などに提案することの多い、INAXさんの『エコカラット』。特に写真の『たけひご』というくしびきのようなデザインが国産無垢材との相性がよくて使います。
ちなみにエコカラットのどこがすごいのか、というと、まずは珪藻土や漆喰塗りをはるかに凌ぐ吸放湿効果。メーカーによると珪藻土の4~5倍の性能があるそうだ。
玄関の姿見と『たまり』
マンションは大体玄関周りが窮屈にできていることが多くて、まぁ寝室とか水周りに挟まれているので仕方ないところではあるんですが、やはり開放感は少しでも欲しいところ。
そこで姿見(つまり鏡)を使って目の錯覚的に広さを作る、ということをよく(というかほとんど)していて、まぁ結構高かったり指紋が付いたりという問題はあるんですが、マンションでは特に効果的だと思っています。
左は宝塚の物件の玄関まわり。現状はかなり広めなんですが、収納を増設してかなり圧迫感が出てしまうので、玄関と廊下の取り合いに姿見を設置するプランとしています。
この角度では分かりにくいので、ちょっと角度を変えてみます。
加湿は大事。
今日はほんと寒かったっすね・・・現在午後8時すぎ。写真左の外気温は7度・・・真冬なみ・・・
ダウンジャケット着てきて正解。ちょっと早いかと心配でしたが(笑)
それでも暖房なしで22度の室温を保ってる事務所はすごい。上は住宅だし、両隣はテナントで囲まれてる立地条件もあるでしょうけど、昼間の日差しが結構入ってたので蓄熱してるんでしょう。
(サーバーとかパソコンとか照明器具が多いので廃熱が暖房代わりになってるかも・・・)
全て外気に囲まれている一戸建てよりマンションが暖かい理由でもあります。
ウインドーラジエーターでの窓際結露対策
先日東京電力さんのショールームにお邪魔する機会があって、そこで面白い商品を見つけました。『ウインドーラジエーター』というもので、窓の下に置いて使う暖房器具。
冬が近づくにつれどんどん寒くなっていきますが、特に窓のガラス面は熱をどんどん逃がす(つまり冷えるってこと)場所。窓近くで冷やされた空気は重くなって床面を流れます。
これが足元の冷えに繋がる『コールドドラフト』という現象。
このウインドーラジエーターですが、窓面で暖房することで不快なドラフトをなくし、部屋の温度を上げやすくするもの。と同時に、冬場の奥さんの大敵、窓の結露を抑制する効果もあります。
無垢材の家具を考える(マンションリフォームのツボ)
無垢材の家具作りの参考に頼んでいたサンプルが続々到着。ただでさえ狭い事務所がえらいことになっています・・・
で、これは鳥取の智頭杉の薄板パネル。以前に訪問させて頂いたサカモトさんに無理を言って作ってもらったもの。
木のブラインドなんかも作られているサカモトさんの薄板技術を活かして、打ち合わせ中の物件の無垢材家具の材料に使う予定。
近隣の方への配慮(マンションリフォームのツボ4)
マンションは複数の住民が住む『共同住宅』です。これは住民それぞれが思いやりを持って暮らすことができればメリットになりますが、配慮に欠けていたり、自己中心的な人の存在があるとデメリットに早変わりします。
壁一枚で別々の世帯が接しているわけで、お互いを思いやる配慮がないと気持ちよく暮らせないのは当然ですよね。


