椅子張りtakaさんに張り替えお願いしていたウェグナーのAP71（右）とAP72（左）が仕上がりました。肘掛けがないのが71、あるのが72です。

生地は川島商事さんの帆布を１ロール買って持ち込みで(^^)綿とレーヨンにジュート麻も混じったざらっとした生地。適度なムラがいい感じ。

ウェグナーのたためる椅子は少なくて、有名なのはPP512（いつか欲しいけどお高い・・・）だけど、クッション座面のたためる椅子は探してもこのAP71と72くらいしかなさそう。

で、見た目はGETAMAっぽいのに、ベアチェアなどの張りぐるみ担当だったAP stolen製というのが興味深い。最初のベアも木部はppモブラーが作ってたらしいので、この子もそうなのかも知れない。

可動部も全て木製、座面はフラッグハリアード、金属を一切使ってないとこがGETAMAとのコンセプトの違いを明確に感じられるところ。

ヘッドレストも木のピンで三段階に高さ調整可能。ピン周りに底目取ったりという細やかなディティールに萌えます・・・

肘掛け付のAP72はフラットに折り畳める構造で、座面がそのまま後脚に繋がるシルエットはウェグナー特有のデザイン。個人的にはたためるGE290と呼んでいます(^^) 座り心地もいいし、たためる椅子収集家としてはこの子たちが復刻されることを切に願っております。

色や素材違いの限定品ばっかり作るのに使うエネルギーをこういう椅子の復刻にぜひ使って欲しいなぁ・・・