木のマンションリフォーム・リノベーション-マスタープラン一級建築士事務所(大阪/兵庫/西宮/神戸/芦屋/東京/横浜/埼玉)

CGパースでみる設計のポイント

廻れる導線(西宮名塩のマンションリノベーション)


今日は名塩K邸リノベーションの見積もり打ち合わせでした。調子に乗りすぎ、大幅に予算オーバーして大変ご迷惑をお掛けしています・・・名塩のマンションの面積の広さはあなどれません・・・日本料理の料理人であるご主人と木が好きな奥さん、これはいっちょ和風でと頑張りすぎたのも原因(泣)

 

玄関のようす。マンションらしからぬ広い玄関。ここに最近マイブームのスギの1寸勾配天井。付け柱と付け梁、化粧梁でもうほとんど木造の木の家です。

左手は玄関収納。右手は例の姿見を柱梁で見切っています。玄関框、梁の連続性強調と勾配天井の包まれ感アップに貢献しています。

 

居間の様子。壁式構造のため壁と梁が出てくるところをあえて強調して間接照明に。天井には照明を付けません。左手は食堂とキッチン、右手は寝室2部屋に繋がります。

今回は居間からルーフバルコニーへ繋がるサッシに2枚引き込み障子を設けています。使わないときは戸袋に完全に隠せます。いつもの大黒柱は4寸角2本セット。夫婦柱です(笑)

 

居間からバルコニーへ出る窓はかなりのまたぎ高さがあります。せっかく広いルーフバルコニーも、またぎが高いと出るのが億劫になるし、外と内との繋がりも希薄になる。

よし、段差が消せないなら増やしてしまえ、ということで、室内側は窓にあわせたテレビ台兼ベンチとして奥行き40センチ幅をグッと上げて、下部を収納に、バルコニー側には90センチほどの縁側デッキを設けています。

これら全てほぼフラットにしますので、外へ視線が抜けて開放感UP、また出入りもしやすくなる。段差は20センチ、階段一段とほぼ同じ高さ。上り下りに支障はないでしょう。窓が高い場合にバルコニーと室内の一体感を作る一つの解決策です。

 

居間見返し。玄関横に付いた小窓はFIXで開けられない、しかも常に訪問者の視線にさらされる場所。なので採光を取りながら目隠しにもなる引き込み障子を設置。右手はスギの框引き戸。割れないので安心なポリカ板を落としこみ、こちらも収納裏に引き込まれるようにしています。

引き込みは邪魔にならずステキでいいのですが、手間とコストが掛かります・・・

窓下にはお子さんのおもちゃや絵本なども置けるオープン棚を。このカウンターに小さなスタンド照明とか置いてもらえるといいなぁ・・・右手の扉奥は元キッチンだった場所を使ったウォークインクローゼット。

 

 

もともと居間と続きの和室だった部分をキッチンと食堂に。壁式のため居間との通路の開口が狭い。そこでテーブルも入口側に狭い台形としてスギ材で作る予定。食堂天井のみ少し上げスギ羽目板張り、キッチンは配線のため少し落として空間を区切る。

食堂の窓外にも4帖ほどのデッキ空間。ご主人が最も楽しみにしている場所。今日の打ち合わせではハンモックとか蚊帳が吊れないかという話が出た(笑)

 

キッチンから見たパントリー。キッチンの奥に隠れるように冷蔵庫、向かいは家事カウンター。奥には可動棚を設置。もともとのキッチンは奥の棚あたりにへばり付いていて、光も風も入らず洞窟状態だった。そこでキッチンを明るい和室側まで移動、居間側に向けたカウンタータイプにして、もともとキッチンがあった場所をパントリーとウォークインで2分している。

問題は配管。PSまでのキッチンの給排水、ガスと換気扇の配管スペースが必要。そこでパントリー奥を200ミリ上げ給排水スペースに、天井も2メートルまで落として換気スペースを確保。大掛かりですけど、やっぱり明るい場所で料理したいですよね。

そして、パントリー奥左手はウォークインとも繋がっている。
そう、大好きな廻れる導線なのである(笑)

 

ウォークインからパントリーを見る。右手の壁が出っ張っているところが冷蔵庫部分。扉の奥には家事カウンターが見えてます。配管スペースの床段差は壁ラインまでとして、2部屋の境には引き戸を。

正直、そこまでして廻れるようにする必要があるのか、しかも段差付いてたら行き来大変だろう、という声もある・・・

正直、そこまでして廻れるようにする必要があるのか、しかも段差付いてたら行き来大変だろう、という声もある・・・通路を無くせば配管も壁で通せるからラクだし・・・

でも、使う使わないとか、大変かどうかは別として、通れるか通れないかが私にはとても重要なポイントになってしまう。もし自分の家なら、なるべく行き止まりを作りたくない。いや、みんなそう思ってるはずだという勝手な思い込みである・・・

それに、手間は掛かるけれど、なんか楽しいスペースになりそうなんだなぁ、ここ・・・意味もなく、腰掛けてみたくなるような・・・・・・気がしませんか?(笑)

さて、今日の打ち合わせでキッチンを大工さん造作にしてコストは下がらないかを検討することに。普通ならコストは絶対上がるので、食洗器設置スペース含め、なるべく簡易な形状にトライしてみよう・・・楽しそうだ♪

 

明日は朝一から京都K邸のカエデテーブル加工打ち合わせ。工務店さんの倉庫で大工さんに加工してもらいます。その後西宮のTさんの依頼で香枦園のマンション見学。先日のMさんも物件購入決まったし、西宮物件立て続いています。

午後からは工務店さんと例の遮音床開発の打ち合わせ。いよいよ始動です!その後また倉庫に寄ってテーブル加工。一日ウロウロしてきます。

そして明後日はまた東京行ってきますよ。詳しくは後日に・・・

そしてそして土曜は京都の見学会。遠方にも関わらずたくさんお申し込み頂いてます。来月初めの堺の見学会も申し込み開始してます。

リノベーションをお考えの方、木と漆喰のマンションリノベーション、ぜひぜひ実際に体感してみて下さいませ。参加お待ちしてます。

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