小谷です。今日からお子さんたちも新学期、という方も多いんではないでしょうか。うちも休みボケ満載の顔で子供たちが登校していきました。夏休みって長いうえ、靴を履くことがないので、大抵新学期のはじめに『靴がキツイ』ってなりますね・・・夏休みあるある。子供の成長は早い。
さて、夏休み終わってるのでアレなんですが、今年も恒例の夏休みネタを・・・そうです、アレですアレ。木の迷路ですよ奥さん。
3年前のブログはこちらから⇒杉とヒノキの木の迷路(夏休みの自由工作2011)
6,3,1年生の娘たち、今年は体調崩したりして時間もなく、長女はポスター、三女も絵を描くことになりました。ただ、次女からは『お姉ちゃんも作った迷路を作りたい!』と熱烈なリクエストを頂いておりまして・・・どうも、3年生は木の迷路、という慣習になりつつあります。
ちょっと忙しいしめんどくさいし気が乗らなかったんですが、盆休みもほとんど取れなかった罪滅ぼしに、とお父さんは重い腰を上げた次第・・・
重い腰 一度上げたら 結構軽い(笑)
と一句詠んだところで、まずは方眼紙に設計図作成。前回と同じく、材料はいつも皆さんの家の収納棚板に使っている杉の幅はぎ棚板18ミリ。床材は吉野産ですが、棚板は九州の杉(たぶん飫肥杉)を使っています。これを30センチ角にしたものを土台にします。
2センチの通路、1センチの壁で、9×9のマス目を取り、そこに迷路を作っていきます。小さく描いた迷路を原寸大にしたのち、棒の長さを書き込み、それをカウントしていきます。
3センチが3本、4センチが5本・・・という感じで拾い上げたのち、掛け算をさせて、それを合計、必要な棒の長さを計算。ここまで自分でさせます。このあたりの計算がちょうど三年生あたりにいいのかもしれません。
ちなみに長女のときは、ここで計算ミスがあったことが後ほど分かり焦った記憶があったので、十分チェック。合ってるな、と思ったんですけど、後ほど2箇所も間違っていることが判明。計算ではなく絵の方が間違っていたという・・・結局焦る羽目に・・・(笑)
棒の長さが決まったら、近所のコーナンへ。ヒノキの工作棒を買いに行きました。この日は奥さんが所要で一日留守、子供たちと父のみ。そういえば4人で出かけるのって久しぶり、楽しいな・・・
材料を買ったのち、隣接するおもちゃコーナーで市場調査という名のガンプラチェック(笑)
実は先日、梅田のヨドバシに寄ってしまい、誘惑に負けて15年ぶりくらいにプラモに手を出してしまいまして・・・ニッパーやら何やら、道具がないことに気づき、一式揃えてみました。大人買いというやつですね。
しかし今のプラモはすごいよね・・・という話はまたするとして、子供たちもおもちゃで遊んで楽しそう。
脱線はこれくらいにして・・・工作再開。まずは周りの枠から取り付けていきます。こちらは皆さんのお家の造作キッチンなどで使っている、シナの共芯合板をカットしたもの。先日の長女の机の材料の余りです。これを木工用ボンドで貼り付けていきます。
ちなみにカットは父担当。前回と違い、今回は電動丸ノコという力強い味方がいますのでスイスイ。ただし、粉がスゴイので掃除が大変。あと音も結構迷惑かと思います・・・(汗)
で、ここからは設計図通りにヒノキの棒をボンドで貼っていきます。この棒のカットも父担当。ただ寸法をシビアに切りすぎて、次女のいい加減な貼り方との相性が悪く、入りにくいところもしばしば。黙っているとどんどん適当に進めてしまうので、厳しい父のチェックが入ります(笑)
迷路の壁ができたら、嫌がらせの落とし穴や段差をちびちびと作成。
そして何とか、夕方までに終了・・・完成したのがこちら↓
細かい段差はコーナンで売っていた、断面が三角形の工作棒。これ貼ったら難しくなるんちゃう?ということで・・・一本25円でした(笑)ただ90センチもあったため、貼ってるうちに二人共夢中になり、気づいたら段差だらけ・・・
途中で落とし穴があったり、トンネルがあったりと、難易度はかなり高くなってしまった・・・大人でもかなり苦戦する仕上がりに(笑)
新旧迷路比較。左が次女作、右が3年前に長女が作ったもの。長女の時は枠を高温乾燥の杉で作ったので、比べると色合いの差が面白い。それよりも障害物の数の差が歴然。三女の時はどうなるんでしょうか。超難解な迷路になるかも・・・(笑)
ということで無事に父の役目を終えました・・・腰が痛かった。今日、うれしそうに学校に持って行きました。迷路はクラスメイトに大人気らしく、特に男の子が盛り上がるそうです。分かる気がする。
で、迷路っていう単純なおもちゃ、しかも木で頑丈に作っておくと、ずっと遊べるんですよね。うちの子も未だに長女の迷路で遊んでるときがあったりします。こうやって長く使えるものっていいですよね。
三人それぞれ、嫁入り道具として持たせましょうか。孫が遊んでくれたりすると嬉しいな。孫の分もじいちゃんが一緒に作ったりして・・・いやいや、ちゃんと結婚できるのか、という問題を忘れてた(笑)