福岡県北九州市小倉 H邸マンションリノベーション
竣工: 2017/04
RC壁式構造 1982年築 84.88㎡
設計監理: 小谷和也 写真撮影: 小谷和也
施工:飯尾建設株式会社
九州地方で初めての木のリノベーション。小倉の団地一階物件をスケルトンから構築した。壁や床の断熱改修、ペアガラスの内窓&断熱ハニカムブラインドを設置して温熱環境を改善するところからはじめた。撤去できないコンクリート壁を活かしつつ、いかに開放的な空間にできるか、を考えたプランは、壁の素材や色、仕上げ高さを梁や開口部と揃えることで、コアとなる水回り部分を入れ子状に軽くみせることでより開放感をもったプランとなるようにしている。
壁にはラワン合板やガルバリウム鋼板などを使用。断熱戸にもなる玄関網戸や小窓の断熱や網戸の工夫など建具の仕上げや処理にもこだわっている。
●玄関断熱網戸
●網戸とペアガラス戸の両側引き込み
●小窓の断熱と採風を障子で考える