温熱環境と結露のお勉強(岐阜県立森林文化アカデミー)

 

小谷です。昨日は早朝よりスタッフ総出で岐阜県立森林文化アカデミーまで遠征。『住宅の結露の知識と対策』というセミナーを丸一日受けてきました。アカデミーは卒業生や関係者の知り合いは周りにたくさん、建物も写真では見てたんですが行った事がなかった・・・一度行ってみたいと思ってた場所でしたので念願叶いました♪

杉の小角を格子状に組んだ外観が印象的な建物、思った以上のスケール・・・でかい&広い・・・しかし、贅沢な校舎ですねぇ・・・コース内容も魅力的、あと10歳若くて未婚だとしたら通ってみたかったなぁ(笑)

 

 

さて、講義の方は恩熱環境の基礎から業界の動向、湿度のはなしから実際の計算方法まで非常に身になる講義でした。

講師の辻さんはfacebookでは繋がっていたものの、実際にお会いするのは初めて。こちら、温熱環境の権威であり、ほんとに先生なわけなので、聞きやすいというか、内容が自然と体に入ってくるような講義でした。最近、話すほうばっかりで聞くことがほとんどなかったので色んな意味で得るものがありました。

 

今回、特に身につけたかったのが結露計算、要は壁などの断熱構成から結露の危険性を数字で表そう、ということです。断熱改修の割合が年々増えている中で、より知識を高めておきたいという思いがありました。

何より、RC造マンションの戸別の断熱改修ってあまり研究されていない分野といいますか、データにしても工法にしても確立されたものがほとんどありません。しかしマンションと結露は切っても切れない間柄、カビ問題はむしろ戸建てより重症化するケースが多い。

ですが、やっぱり難しいんだなぁ、というのも講義を受けて再認識した次第・・・しかしちょうどと言っていいタイミングで断熱材メーカーさんやアカデミーさんのような専門家と繋がることができてきています。色んな方のご協力を頂きながら、矛盾のない方法を色々模索していこうと思っています。

 

 

岐阜で何かおいしいものないの?と聞くとみんな『けいちゃん』と答える、ということで、昼食時はすぐ近くの道の駅でケーチャン定食を食べてみました。鶏肉と野菜の味噌にんにく炒め、とでもいいましょうか、ご飯ととても合う好きな味だなぁ・・・しかしこのケーチャン、岐阜の中でも下呂方面と郡上方面でまた違うらしい。来年1月に岐阜で講演させてもらうので、その際はもう一方のケーチャンを食してみたい。

講義終了後、辻先生含め受講者さんや生徒の方と少しお話させていただき、校舎を拝見させて頂いたりしながらじっくりお話させていただきました。そして遠い岐阜の地でまた一人ガンダム好きを発見しました・・・私と同世代が色んな分野で活躍してますが、建築関係にはG好きが多いです(笑)講師の辻先生はじめ、お世話になった皆さま、ありがとうございました!