岐阜の銘木市場にいってきました

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小谷です。昨日は午後から無理やり時間作って、岐阜の銘木市場を見に行ってきました。大阪の銘木市は何度か行ってますが、こっちの方がスケールが大きく、ほぼ日本一といってもいいらしい。前から行きたかったんですが、なかなか機会もなく・・・いつも世話になっている材木屋の橘くんの下見に同行する形でいってきました。

 

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広葉樹というと、大抵カウンターやテーブル天板に使えるような板状になってるものしかみれないですが、こちらは丸太がたくさん・・・しかしどこにも樹種名書いてません。正直、板になってても樹種の判別難しいのに、丸太だともう何の木かさっぱりわかんねぇ・・・

ですが、おそらく大半がケヤキだと思います(板も7割方ケヤキだったので・・・)

 

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しかし敷地も倉庫もひろい・・・この日は翌日の市にむけ、みんなどれを買うかの下見をしに来ている状態。ケヤキだけの倉庫ってのもあった。60センチ角くらいで、8mなんてやつもゴロゴロ。一本数百万するそうです。ほとんどが寺社仏閣の材料になるとか。いやぁ、別世界。

 

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まぁ、わたいらは見学メインですので、おぉ、こんな木あるで、初めてみたなぁ、ってなもんで楽しんできました。気楽なもんです(笑)

印象としては、大阪より樹種は豊富、国産の板が多いなぁ、と。あっちはブビンガとかウォールナットとかチークとか結構多かった。こちらはクルミとか、サクラとか、イチョウとかカエデとか。あとクスノキとかも。クリは少なかった気がする。でも、やはり圧倒的に多いのはケヤキ。

まぁ、例のごとく、一般的にはなかなか売れなさそうな、つまり使い道がかなり限定されそうな材料を少しだけお願いしてきましたが・・・まぁ、かなり安い金額付けてきたので、たぶん落ちないでしょうなぁ・・・

 

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デカイ木を見ると撮りたくなる、お決まりの写真・・・(笑)

銘木市、正直家作りに関係あるのかよ、好きだから行ってんだろう?と言われたらそれまでで、いやまさに好きだから行ってんですが(笑)、でもね、どんな木があって、どんな価格で売られてて、どんな大きさなら豊富にあるのか、ってことは、設計者なら知っておいて損はないのです。

設計者にとって、図面で樹種を指定すれば、どっからかその板が入ってくる、ってわけですが、そもそも丸太から取れる板のサイズというのは決まってくるし、特に板の幅は木の大きさに大きく影響されるので、たった10センチの違いが大きなコスト差になったりする。それで痛い目にあったこともあるしなぁ・・・(汗)

ということで、今回も勉強になりました、と・・・

 

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岐阜で頂いた鴨料理は最高のお味でした・・・舌が貧しい我々でも、これが間違いなくうまい、ということだけはわかります・・・結局帰ってきたのは夜中・・・