小谷です。最近、事務仕事だけの日はちょっと家で作業してみたり、という時間も作ろうかと試行錯誤中。平日も遅いし、土日は打ち合わせで消える仕事柄、どうしても子どもと居る時間が短くなるもんで、それを何とかしたいな、という。あと父さん、ちゃんと仕事してるんだぞ、という姿を見せときたい、という思いも(笑)
つい先日のようす。ダイニングテーブルで父は仕事、次女は宿題中。カメラ向けると必ず変顔します、この子ったら・・・
ちなみにうちのダイニングテーブルはZOOさんで作ってもらったタモの幅はぎテーブル。子供たちのイスは無印のナラのやつ。私だけカイ・クリスチャンセンのNo42に座ってまして、お父さんのイスは許可なしに座ってはいけない、という決まり。これは宮脇檀さんが著書でよく書かれている、お父さんの場所に威厳を、っちゅうやつを実践しております。相変わらず威厳はないですが・・・
テーブルは使い始めて半年ほど。マメに磨いて蜜蝋ワックス塗ってるおかげか、細かいキズはあるけど変色やシミは全くないです。半年で4回くらいワックス塗ってるでしょうかね。ええ色になってきてます。表面もすべすべ。やはり木は手を掛けてやるほど応えてくれます。
OBさんでも無垢のテーブルで自然オイルや蜜蝋ワックス仕上げのものを使われている方が多いので、私なりに色々試行錯誤した汚れを付けないコツをお伝えしときます。
- 夏はグラスの結露でどうしても塗れてシミになりやすいので、面倒ですがコースターを使いましょう。お持ちでない方はうちの事務所の杉コースターをお分けします(笑)その他、濡れそうなものを置くときはお盆に置くなどしてテーブルが濡れないようにしましょう。
- 普段の水拭きは固く絞った布巾で、そんな汚れてないときは乾拭きで済まして、なるべく水拭きの頻度は減らすようにしましょう。
- 水拭きしたあとはすぐ乾拭き。濡れたままの状態で自然乾燥とかしないようにしましょう.。
- うちでは乾拭きの際、クイックルワイパーのドライタイプを布巾代わりに使ってます。これはパラフィンというロウ成分が入ってるので、撥水効果が持続します。拭くというか、磨く感じで木目に沿ってふきふきして下さい。
- テーブルはやはりマメにワックス塗ってあげた方がいいです。水拭き頻度が高いキッチンカウンターなども同様です。
- 触ったときに、表面がかさついてきたな、油分が足りてないな、と感じたら塗り頃。塗りすぎて悪くなることはないです。
- ワックス塗る前は入念に水拭きの後、乾拭きして汚れと水気を取っておいてください。洗剤は使わないこと。
- OBさんには引渡しの際、ビニール手袋&綿手袋で塗るよう推奨してますが、あれは結構面倒なんすよね・・・手についても洗えば取れますし、手荒れもちょっと治ります(笑)ので、テーブル塗るくらいなら素手で、上記のクイックルワイパー(ドライ)に蜜蝋ワックスを少し付けて塗り伸ばす感じで塗りましょう。これなら5分もあれば終わるので習慣にできます。
- 大変かもですが、月一回くらい塗ると綺麗さが持続します。というかシミなどは全く残りません。
- ワックス塗ったあと、800~1000番程度のペーパーで、木目に沿って軽く磨いとくとツルツル感も持続します。
- これはぜひご主人の仕事にして、奥さんは催促することに徹するとよいかもしれません。そろそろ塗り頃よ、と(笑)
- すでにシミや変色(全体的に白っぽくなる状態)が起きてしまっている方は、いったんヤスリ掛けが必要。これは長くなるのでまた別の機会に・・・
と、ちょっとだけ書くつもりが長くなってしまった・・・こうやって書くと、やっぱウレタン塗装のほうが手入れがラクでいいじゃん、なんて声が聞こえそうですが、塗装しちゃうと塗膜が剥がれたり、傷ついたりしたらなかなか自分では直せない。それに、ウレタン塗っちゃうんなら別に無垢じゃなくていいじゃん・・・と、これはまぁ、床にもいえますけどね。手触り冷たくなっちゃうし、触ってるのはあくまでウレタンの塗膜ですからね。
手間はかかるけど、ワックス塗って磨いてやることでツルツルになったテーブルをなでまわしたり、色んな角度から見ながら『いいねぇ』とか言っちゃったりしてる時が結構至福のときなんすけどねぇ・・・結局、キモいってことになるのかねぇ、こういうのは・・・