『08/09/20(土)実際に山に行って木が倒されるところから製材されるところまで見れてしまう森林勉強会(兵庫県丹波市)』開催のお知らせ。

※多数のお申し込みありがとうございます。おかげさまで定員となりました。
ただいまキャンセル待ちの受付中です。

 

皆さんこんにちは。マスタープラン一級建築士事務所の小谷です。
今回は兵庫県丹波市の森林を体感できる勉強会開催のお知らせです。

私たちは無垢の木材、国産の木を使った家を皆さんにお勧めしています。日本の林業はとても深刻な状況にあるから、というのがタテマエ。実際は国産の無垢材がただ好きだから、というのが本音。

事務所の床にも杉を使ってるけど、この夏もスリッパなしでサラサラ、冬も暖かい。傷は付きやすいけど、それも味になる、体に害はないし、湿度も調整してくれて、足ざわりも柔らかい優れもの。

 

『国産材』というと、とかく環境問題の堅い話になりがち。だけど、もっと気軽に無垢の木を楽しむ、そんなライフスタイルを求めていたら、知らないうちに環境問題に貢献してた、というのが理想的だなと私は思ってます。

それを阻害しているのが、木と人の距離にあると感じています。そう、とにかく遠い。ちょっと郊外に出れば、杉林はどこにでもあるけど、それがどんな木で、どうやって育てられていて、どんな材料になるのか、家を建てようとする人は誰も知らない

でも、そこには林業に関わる無数の人たちが、何十年という長いスパンで仕事をしている。
自分が生きているうちには出荷されない木を次の世代のために育てている人たちがいる。

そして、日本が効率ばかり追い掛けてきたせいで、この素朴な人たちが苦しい目にあっている。
林業問題の本質はここにあると私は考えています。

 

そこで、人と森の距離を近づけるためのイベントを丹波市の森林組合さんにお願いしました。

実際に木が育っているところに行き、木を育てている人に会い、木が倒される瞬間を見る。その木がどう加工されて材料になるのかまでを一貫して見てもらえる勉強会です。

正直、きれいなモデルルームを見に行くのとは正反対の泥臭いイベントです。が、薄っぺらではない本物の感動を得ることができます。
子供たちは自然の雄大さを知ることができ、大人には誰も教えてくれなかった日本の山の現状を身を持って知ることができるいい機会になると思います。

 

今回の森林勉強会の内容とスケジュール

schedule

『無垢材なんて興味ない』『林業問題なんて他人事だし…』そんな方にお勧めするつもりは全くありません。 でも少しでも、のんびり、おおらかに、木と付き合ってみたい、と思う方なら、きっと楽しんで頂けるかな?と思ってます。

一足お先に丹波の山で秋を感じながら、
『そもそも、木ってなんだ?』という当たり前のことをみんなで考えてみませんか?

私も密かに子供を連れて行こうと企んでいます(笑)

ご家族でぜひご参加下さい。

スケジュール

概要

備考

丹波市の森林 森林・伐採見学 樹齢40~50年の桧の森林
昼食 おいしいお弁当 お天気なら森の中で
製材所 製材の実演 丹波ひかみ森林組合
独鈷の滝 観光 落差18mの滝、氷上の名所の一つ
加工組合 木材乾燥施設見学 木材の乾燥のお話
建築現場 工事中の現場見学 入母屋の地元の家づくり
お買い物 道の駅おばあちゃんの里 丹波の特産品

※天候や交通事情などにより、順番や内容は変更する場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

開催日 平成20年9月20日(土)
集合日時 午前9時 (解散は午後5時、JR宝塚駅の予定です)
集合場所 JR宝塚駅改札口
参加費 無料(昼食付!)→丹波ひかみ森林組合のご協力を得ています
主催 丹波ひかみ森林組合 & LineWork(s)
応募締切 平成20年9月17日(水)
お申し込み

※お名前、ご住所、メールアドレス(または電話番号)、参加人数(子供さんの 人数も)を明記の上、お申し込み下さい。
※お申し込み頂いた方には、こちらより確認のご連絡をさせて頂きます。
※頂きました個人情報は、本来の目的以外に使用することはありません。

 

参加ご希望の方は下のフォームよりお申し込み下さい。追って詳しい集合場所と地図の載った案内状をお送り致します。

※中型バスを借り切って移動します。混雑状況によって時間は前後します。
※お申し込み締め切りは9月17日(水)までとさせて頂きます。
※当日は動きやすい服装でお越し下さい。昼食はこちらでご用意します。