兵庫県神戸市須磨区で工事中のMさん邸におきまして完成見学会を開催します!周辺にはコインパーキングもありますのでお車でもお越しになれます!
また今回も木の家具工房さんの家具展示、小物販売も行います!
『シューズクロークと可動家具で仕切る子供室のある家 完成見学会』
4月13日(土)・14日(日)13:00~17:00
※時間内でしたら何時に来て頂いても構いません。神戸市営地下鉄 妙法寺駅 徒歩10分
完全予約制(お申し込み頂いた方に地図をお送りいたします)
<参加予定家具工房さん>
・ogumaさん(大阪府吹田市)
築26年、75平米。須磨の山手の高台にあるマンション。続き間の和室2室と北側洋室2室で4LDKと、部屋数を多く取ったためにLDKは極端に狭く、中央にある部屋は暗く風通しもない状態。また北側の洋室の一つは納戸になってしまっている、非常によくある『収納不足病』を患った間取りでした。
Mさんは昨年はじめに一度事務所に相談にお越し頂いてからの長いお付き合い。お子さんが大きくなるにつれ、子供部屋や寝室をどうするか、収納の確保が問題になっていました。暗いキッチンや風通しの悪さや、角部屋のため冷え込みも大きいことも不満の一つでした。
新築時からほとんど手を入れていない現状を踏まえ、温熱環境、採光や通風、動線や収納量の確保に重点を置いた全面リノベーションを目指すことになりました。
内装をスケルトン状態まで解体、既存の吹付け断熱材を撤去し、現在某断熱材メーカーさんと開発中の新断熱工法を採用して壁面の断熱性能を飛躍的に向上。北側の窓には内窓、南側の窓は特殊な形状だったため、特注で木製の内窓を作成し設置しました。
細切れで行き止まりだらけだった間取りは、南北に3本の動線を持つ回遊できる間取りへと大きく変更。納戸になっていた洋室まで浴室を移動、隣に設けたシューズクロークに面した窓を設け、ユーティリティからキッチンを介して南北に風の流れる動線を設けました。
前回見学会を行った芦屋O邸と同じく、玄関や廊下はあえて天井高さを抑え、上部を物置ロフトとして収納量を確保。廊下は間接照明を設けて天井高さも確保しています。リビングに面した子供室は、可動式の本棚で仕切れるようにしながら、風や光が入るように工夫しています。
もちろん仕様は間伐材のヒノキを使った木毛セメント版の乾式二重床に杉30ミリ厚の幅広フローリング、壁は全て珪藻土塗り壁、造作のキッチンや作り付け家具など、私たちの標準仕様をしっかり押えた全面リノベーション物件です。
ぜひ足をお運び頂いて杉床の質感や香りただよう木のリノベーションを体感くださいませ。
<この物件の工事途中のようすはこちらから>
<今までの見学会のようすはイベントレポートのページでご覧いただけます>
今回のリノベーション見学会のみどころ
玄関の上部は高い天井高をうまく使い、杉厚板フローリングで低めの天井を作ることで寝室から使える天井裏収納としています。廊下には引き戸を設け玄関の冷え込むスペースを極限まで小さく抑えて熱損失を少なくしています。
玄関には靴のほか、家の中に上げ
たくない子供のもの(バットやボール、グローブなど)をたっぷり収納できるシューズクロークを設けました。シューズクロークに面して浴室の窓を設けるこ とで水周りの風通しや採光も確保しています。
大黒柱を設けたリビング。暗くて閉鎖的だったキッチンを家の中心に移動。廊下は高い天井高をそのまま活かし、間接照明のみで明るさを確保。高さをより感じられるようにしています。
リビングに面した子供室は建具で囲まれており、可動式の本棚で仕切れるようにしています。お子さんが独立したのちは寝室としても使えるように考えました。可動本棚、キッチンなどの家具は今回見学会にも参加してくれる家具工房のogumaさんに製作をお願いしています。
施主さんにもスタッフとしてご参加頂く施主参加型の完成見学会です。木のリノベーション経験者の生の声を聞けるまたとない機会となっています。
事前にご予約頂いた方のみに詳しい住所と地図の載った案内メールをお送りする完全予約制にさせて頂いております。参加ご希望の方は下記フォームよりお申し込み下さい。
※会場周辺にコインパーキング有り。会場へは最寄駅より徒歩でお越しになれますので、お申込み時にどちらでお越しになるかお聞かせください。お越しになる交通手段に合わせた案内をお送りいたします。
※事前にご予約頂いた方のみご参加頂けます。当日の飛び込み参加はお断りさせて頂きます。
※会場では手袋着用の上ご見学頂きます。現場保護のため、小さなお子様にはご配慮をお願い致します。
この機会にぜひ足をお運び頂き、木のリノベーションの実物を体感してくださいませ。皆さまのご参加をスタッフ一同お待ちしています。