吉野山の桜2013

小谷です。昨日はお休み頂いて、家族で吉野に行ってきました。そうです、吉野山の桜を見に。
関西有数の桜の名所、仕事で吉野は何回も行ってますが、桜見に行ったことは一度もなく。そもそも、吉野山に入ったのが初めて・・・

周辺は混雑がすごい、ということだったので、橿原神宮駅まで車で、そこから近鉄吉野線乗って行ってきました。

 

近鉄吉野線、田舎の風景をゆっくり走る、いかにもローカル線という感じ。いいですね、癒されます。子供たちもテンションあがってました。ただ鈍行で行くと1時間以上かかりました・・・(帰りは特急乗って快適に帰ってきました)

吉野川も、いつも川沿いを車で通るのみでしたが、鉄橋からの景色はまた格別。天気もよくて気持ちよかった。

 

 

近鉄吉野駅。平日ですがすごい人。普通はここからロープウェイ乗って上るみたいですが、行列できてたので歩いて登ってみました。このあたりが下千本というわれるエリア。山が丸ごと桜。すごい~

 

 

ここから少しずつ登っていくわけです。個人的に、ひたすら山道歩く感じをイメージしてたんですが、土産物屋さんや飲食店が軒を連ねる、これぞ観光地、という佇まいです。花見もしながら観光もできるという感じ。風情があっていいですね。個人的に大好きな雰囲気。写真は途中の仁王門あたり。

 

 

このあたりから少しづつ中千本といわれるエリアに近づいていきます。でもお店があるのでなかなか見えません・・・期待はいやがおうにも高まります。しかし暑かった・・・

 

かなり登って、ようやく中千本が見渡せる場所へ。これはすごいなぁ・・・うわさ通りの絶景。もっと早く見に来とけばよかった、って思うくらい、きれいです。桜といえば夙川だった自分としては、山全体が桜という景色はほんとに新鮮でした!

吉野山でもこのあたりが一番桜が多いようです。日露戦争の戦勝記念に植えられたものなんだそうですよ。ここで酒飲んだらうまそうです。

で、ほんとはもっと奥に上千本、奥千本があるんですが、子供たちのそろそろ限界。ここあたりで引き返すことに。楽しみはまた次回に取っとこう・・・

 

 

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ちなみに・・・吉野山の桜は山桜(やまざくら)で、夙川に生えてるようなソメイヨシノとは違います。ソメイヨシノは観賞用に品種改良された桜で、花びらの付き方や横に広がる樹形はまさに日本人好みに改良されてきたもの。ひきかえ山桜はすっと立つすっきりとした佇まい、白い花と葉っぱが同時につくのが特徴。赤い葉っぱがつくので遠目にみるとピンクにみえるんだって。

山桜といえば、私たちもカウンター材でよく使う樹種。ほとんど東北や信州産のものみたいですが・・・写真でみても、そんなに大木ってないんですね。1900年前後に植えられたとすると、樹齢は120年前後のはずで、それでもこの大きさと考えれば、大きな板をなかなか取れない理由もよくわかりますね。

より山桜ファンになりましたね・・・これからも使っていこうっと。そして、吉野山はできれば毎年家族で行きたいスポットになりました~

しかし、かなりの距離と勾配なので、軽い山登り感覚の準備は必要ですね。今回はあまりに無防備で行きすぎた・・・(笑)

ということで吉野山の報告おわります~