住之江区で開催中、浜田工房の1/5の世界、お邪魔してきました。濱田さんの造る椅子のミニチュアはあのウェグナーにも認められてデンマークの自宅にも招かれるほど。
噂には聞いてましたがすごい作り込み・・・籐やペーパーコード編みのほか、金物も自作してメッキまでかけるそう。これを写真だけを手がかりに造るんだって・・・神レベル。
ちなみにこれはミニチュアと実物が並んでいるようす。ポール・ケアホルムのPK22籐張り。
こちらミニチュア拡大。籐張りも金物の再現力もとんでもない。
左から、アルネ・ヤコブセンのセブンチェア、エッグチェア、アントチェア。
イームズのラウンジチェア。宮脇檀さんが愛用していたことでも有名。
ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェア。脚の金物の再現っぷりが・・・
ハンス・ウェグナーのベアチェア。
同じくサークルチェア。後ろ足のキャスターまで再現。
同じくフラッグハリアードチェア。実物もみたことないや・・・
そしてザ・チェア。私、実物持ってますので再現具合がよくわかりました。いやはや・・・
奥の3つは分かる人にはわかる、ウェグナーのチャイニーズチェアと呼ばれてる一連の子たち。どれも現行品出てるし、オークションでも出てるけれど、高い(笑)
手前はウェグナーがボーエ・モーエンセンの長男が生まれたときにデザインして送ったというピーターズチェア。一枚の板を組み合わせてできていて、机もあります。
右下がCH24 Yチェア。右上がCH25、左上はPP512。すべてウェグナーデザイン。ペーパーコードを糸で編んでいるようすがわかるでしょうか。
『PP512、ちゃんとたためるよ』とお聞きして、特別に触らせていただきました。ギミックも完全再現。
モーエンス・コッホのフォールディングチェアもちゃんとたためる。金物や革部分の再現がすごい。
フィン・ユールのチーフティンチェアも・・・脱帽でございます・・・
とっても気さくな濱田さん、木工教室もされていて、ミニチュアだけでなく1/1も作れるとのこと。
やばい、通いたい。幻のたためる椅子、ドルフィンチェア作ってみたい・・・
会場はひっきりなしにすごい人でした。濱田さん、ありがとうございました!