年末年始に掛けて原稿書いていた建築知識3月号が送られてきました。すんごく真面目で堅い内容の本なのですが、表紙がチャらいな、と思うのは私だけでしょうか・・・売れっ子設計者って・・・
ちなみにみなみちゃんは高校生のころ、建築のことを知りたい、と思い建築知識を買ったものの、全く内容が分からなかったと言ってました。タイトル通り、建築の知識を付けようとしたのでしょう・・・
まるで野球部のマネージャーがドラッカーのマネジメントを買う、どこかのベストセラーのような感じ。あっ、名前も一緒だ(笑)
マネジメントと違い、正直、実務者以外読んでも内容は理解できない、というか面白くないと思います(笑)
実例を欲しいとのことで、間取りに特徴のある宝塚I邸と尼崎T邸を送っておいたのですが、Iさんの方が載ることになりました(右ページ)。Tさん、次はリベンジで(笑)
ちなみに同じページに載っているのは東京の村上建築設計室さん。日経アーキテクチュアでもマンションリフォームの連載されてました。こういう有名な方と一緒に載せて頂けるのはうれしい。一度お会いしたいなぁ。
今回は『マンションで無垢フローリングを使う際のポイント』ということで書かせて頂きました。
当初、マンションに最適な無垢材は?なんて質問が編集者さんからあったのですが、そんな木材あるんですかね・・・というか、私基本スギしか使わないし、ということで、サイズとか加工とか、うちの標準仕様の話を図面含めて書かせてもらってます。あとウッドデッキの話とか。
国産針葉樹ならある程度当てはまると思いますが、あんまり役に立たなかったらすいません。
もうひとつ、無垢材と遮音について。いわゆる遮音マットと乾式二重床の特性と違いや、乾式二重床の注意点など、以前行った遮音材開発の際の経験などを元に書かせてもらってます。このあたりも標準仕様を解説する感じになってます。これからマンションリフォームに取り組もうという方には参考にして頂ける部分もあるかと・・・
しかし、原稿書くって大変ですね。もちろん編集される方も大変だと思いますけど、締め切りに追われるという気分がほんの少し理解できました。
次話が来たときに受けるかどうかは、その時の忙しさで決めようっと・・・